今日はこんな記事がありました。
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JRA、ケンタッキーダービー選定レース創設(サンケイスポーツ)
JRAは13日、米G1ケンタッキーダービー(チャーチルダウンズ、ダ2000メートル)を主催するチャーチルダウンズ社と提携し、日本馬を対象とした出走馬選定ポイントシリーズ
「JAPAN ROAD TO THE KENTUCKY DERBY」を創設したことを発表した。対象はカトレア賞(11月26日、東京、2歳500万下、ダ1600メートル)と来年2月に予定されているヒヤシンスS(東京、3歳OP、ダ1600メートル)の2レースで、合計ポイント最上位馬が5月6日のケンタッキーダービーに出走できる。これまで同レースに日本馬は2頭が出走し、1995年のスキーキャプテンが14着、今年のラニは9着に敗れている。
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これはとても良い制度だと思います。3歳芝馬の最大の目標がダービーであり、その先の凱旋門賞にあるのは競馬ファンの常識になっていますが、ダート馬は、、と言われると、なかなか思い浮かばないと思います。でも世界(特に北米)には、ダートの最高峰と言われるクラシックのレースがあります。特にアメリカでは、大きなレースがいくつもあり、その一つ、ケンタッキーダービーに出場する機会が与えられるのであれば、3歳ダート馬の世界挑戦の良い目標になると思います。日本にはジャパンダートダービーという地方競馬との交流G1がありますが、印象は地味で、芝の日本ダービーと比べると盛り上がりに欠ける印象があります。今回の制度で3歳ダート馬にスポットが当たり、ダートレースが盛り上がれば競馬ファンの楽しみも広がると思います。