先週も書いた古本の続き。「競馬 儲けの法則66」を引き続き読んでみた。
競馬本のタイトルは、ギャンブラーの心理を擽るけれど、素人目にはちょっと変なものが多い。この本のタイトルは割とマトモな感じだが「儲けの法則」と言うのは少し微妙な言い回しだ。自信満々の「儲かる法則」ではなく、「儲けの法則」なのだ。だから、この本を熟読して法則を頭に叩き込んでも儲かるわけではない。
それはさておき、第2章以降で使える法則があるのかどうか。
第2章 騎手の法則
・外国人と日本人騎手では3馬身違う。
・迷ったら、お手馬に乗り続けている騎手を買え。
武豊騎手が全盛の時代の本なので、この章は彼に関する法則が多い。でも、今は時代が変わったので、武豊に関する法則は使えない。
第3章 G1レース攻略法
G1の各レースと各競馬場毎の傾向分析。ここにサンプルとして取り上げられた馬は、15年ほど前の馬なので、読んでも全くイメージが湧かない。現状と違いがあるのか法則の検証が必要。使えないかも。
第4章 血統
こちらも取り上げた種牡馬のサンプルが古すぎて使えない。「あと3年サンデーサイレンスを買いまくれ」とか「ブライアンズタイムは好調時に徹底的に狙え」という法則があるが、どちらも今となっては、買うことも狙うこともできない。この章に書かれている種牡馬で現役なのは、ダンスインザダークのみ。「ダンスインザダークは人気薄で狙え」と書いてあるけれど、ダンスインザダーク産駒は、いつも人気薄です。(^^;)