キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

競馬場のゴミ問題

2022年09月21日 | Horse Racing
競馬場のマナーについて、こんな記事がありました。
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「本当に悲しい」競馬場マナー崩壊、騎手ら続々問題視 ゴミ散乱現場にファンも苦言「悪しき伝統」by J-CASTニュース
JRA(日本中央競馬会)の騎手のツイートに端を発し、競馬場でのマナー問題がクローズアップされている。
JRAの池添謙一さんは2022年9月19日、「皆さんに1つお願いがあります」とツイートし、2枚の写真を共有した。1枚はベンチの上にマークカードやスポーツ紙、紙コップが無造作に置かれたもの、もう1枚は馬券の自動発売機付近に馬券などが散乱しているものだった。池添さんは「前から気になってはいたけど最近よく目にします」と事情を伝え、「競馬場はゴミを捨てる場所じゃありません。自分のゴミはゴミ箱へ。当たり前のことです。普通のことです。来た時よりも美しく。よろしくお願いします」と要望した。(後略)
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初めて行った競馬場は、1990年代の東京の大井競馬場のナイター競馬でした。凄い人混みで、足元には馬券や新聞、タバコの吸い殻等のゴミが散乱し、酒臭い人も沢山いました。レース後には騎手をヤジったり、ハズレ馬券を放り投げる人がいたり、当時のマナーは良くなかったと思います。それに比べると、東京競馬場は概ねマナーは良かった印象があります。ただハズレ馬券やマークシートが床に散乱していたり、椅子の上にゴミが置きっぱなしというのは同じで、違いは清掃担当の方がマメに掃除していたことです。いつも掃除する様子を見て、観客も少しづつマナーが改善して行ったような感じでした。(場内が禁煙になったのも良かった)
私自身は馬券を床に捨てたことはなく(ハズレ馬券も持って帰っていたので)、酒も飲まないし、タバコも吸わないので、ルールは守っていたのですが、椅子に置かれたゴミについては反省点があります。競馬場は指定席ではないので、入場時にもらったレーシングプログラム(出馬表が掲載された冊子)を場所取り用として椅子の上に置いてました。パドックを見に行っている間に、場所を取られないように置いて、レースが始まる前にそこに戻ってきて座る。毎レースその繰り返しです。おそらく多くの競馬ファンの習慣になっていると思います。そして最終レースが終わると、そのまま置いて帰るのでゴミになる。今思うと、何気ない習慣も見方を変えればゴミ問題になってしまうということです。
写真を見ましたが、確かにこれは酷い光景で池添騎手が指摘するのも判るような気がします。馬券がハズレると、後はどうでもいいという気持ちになってポイ捨てしてしまう。大谷選手に倣って「ゴミ拾いすれば、運が向く」という気持ちがあれば改善すると思いますが、そういう前向きな人はいないのかも。マナー改善を訴えることは必要ですが、例えば馬券を目立つ色に変えて、捨てたらすぐに判るように視覚に訴えるとか、ハズレ馬券100枚集めると抽選でグッズをプレゼントするとか、色々やり方はあるような気もします。
昔の競馬仲間に「ゴミが無くなったら、清掃のオバサンの仕事が無くなるだろ」と言う人がいました。お金軸で動く人は、お金の問題にすり替えますが、そういう問題ではないと思いますけどね。

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