キマグレ競馬・備忘録

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ドジャース、優勝!~ワールドシリーズ第5戦

2024年10月31日 | Baseball
MLBワールドシリーズ第5戦はドジャースが7-6で勝利し、シリーズ優勝を決めました。
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ド軍が4年ぶりWS制覇 大谷翔平&山本由伸は歓喜…ヤ軍に史上初の5点差逆転勝ち
【MLB】ドジャース 7ー6 ヤンキース(日本時間31日・ニューヨーク)
ドジャースは30日、敵地で行われたヤンキースとのワールドシリーズ第5戦で最大5点差を逆転勝ち。2020年以来4年ぶり8度目のワールドシリーズ制覇を果たした。大谷翔平投手は「1番・指名打者」で先発出場し、4打数無安打に終わった。それでも、移籍1年目で初めての栄冠をつかんだ。byFull-Count
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ワールドシリーズ第5戦は、息詰まる熱戦でした。序盤の4回までは昨日のヤンキースの勢いが続き、ジャッジ選手の2ランホームラン等でいきなり5-0と試合をリードしました。エースのコール投手も絶好調で、4回まで無安打の完璧な投球。球数も少なく、このまま完封するのではないかと思うくらいでした。正直、ヤンキースベンチの盛り上がり方(球場全体も含めて)が凄くて、今日もドジャースの敗戦を予感していました。(観戦を止めようかと思ったくらい)
しかし、試合の流れが変わったのは、5回表のドジャースの攻撃。先頭打者が初ヒットで出塁すると、次の打者の平凡なフライをジャッジ選手が落球してしまい、そのショックが乗り移ったかのように、次の打者の打球をショート・ボルペ選手が悪送球して、満塁。ラックス、大谷選手が打ちとられて2アウトとなり、次のベッツ選手の打球はボテボテの1塁ゴロ。これで終わったと思ったら、コール投手が1塁カバーミスで1点。その後、フリーマン、T・ヘルナンデス選手のタイムリーが出て一挙5得点。これでドジャースが息を吹き返しました。7回にヤンキースが1点リードするも、8回表にドジャースが2点を挙げて逆転し、これで勝負有りでした。ドジャースは、素晴らしい試合。ヤンキースには、悔いの残る試合だったと思います。
この試合のポイントは、やはり5回のジャッジ選手の落球。定位置に飛んできたあまりにも易しいフライで、捕球の際に一瞬気を抜いた感じでした。5点の大量リードの安心感が、気の弛みに繋がったのかもしれません。ジャッジ選手をきっかけにした3つの連鎖的なエラーは、伝説になってしまいそうです。(現地の実況が"アンビリーバブル!"を連呼していました)ヤンキースは、ドジャースを上回る戦力で優位に進めた試合もありましたが、総じて重要な場面でのちょっとしたミスが多かったように思います。
逆に、ポストシーズンのドジャースは、試合毎に強くなっていった印象です。下馬評は低く、地区シリーズのパドレス戦は王手を掛けられて崖っぷちに追い込まれましたが、そこで勝ち切ったのが自信になったようです。野球は、戦力だけで語れない部分があると改めて思いました。選手が怪我したり、投手が打ち込まれたり、危機的な状況を周りの選手がサポートして、チームワークで乗り切って勝ち得た優勝だと思います。
大谷選手は、調子のピークが9月下旬で、そこから調子を落とし、ポストシーズンはやや期待外れの結果でした。ワールドシリーズでは盗塁失敗で怪我してしまい、彼の本来のパフォーマンスを発揮できなかったのが残念でした。でもシーズン中は、フル出場して主役として地区優勝に導いたし、ポストシーズンは相手チームにプレッシャーを掛ける役割として充分機能していました。今回は「裏方さん」として、役割は果たしたと思います。次回は、是非「投打の主役」として頑張ってもらいたいです。
また、山本投手は怪我で長期離脱しましたが、終盤の大事な時期に復帰して、特に地区シリーズ最終戦以降は素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。彼がいなかったら、今年のドジャースは地区シリーズで敗退していたと思います。
今シーズンは、語りつくせないほど序盤から色々な話題がありましたが(大谷選手の結婚に始まり、水原賭博事件、デコピンの登場、ベッツ選手の骨折欠場、山本投手の故障欠場、フリーマン選手の家族の問題、足の故障等々)、終わってみればハッピーエンド!近年稀にみる大変面白いシーズンでした。でも今シーズンのMLBも今日で終わり。大谷選手の試合をほぼ全試合観戦してきましたが、明日から来シーズンまで野球観戦はお預けです。
明日から何しようかな、ヒマだな。(^^;)

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