超音速旅客機「コンコルド」は少年時代の憧れの飛行機でしたが、2000年の墜落事故、その後の9.11同時多発テロによる航空需要の低下により2003年に退役してしまいました。現時点で超音速旅客機の開発計画は無いようですから、当分私達が超音速旅客機に乗れるチャンスが無いことになります。
一生に一度でいいから、「超音速体験」をしてみたかった、、と、そんなことを考えながら、図書館で「コンコルド・プロジェクト」という本を見つけたら、見慣れない写真が出ていました。この写真は「コンコルドの試作機」だそうです。コンコルドの試作機は2機作られていますが、これはその写真です。決定的に形が違うのは尾部の形状で、試作機は垂直尾翼の後部が短いのに対し、量産型は長くなっています。量産型は尾部が長いので離着陸時に接地することがあるため、格納式の尾輪が付いていたそうです。これも一度見てみたかったです。