航空ファンにとってはショッキングなニュースです。
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世界最大の飛行機、破壊される…ロシアによるウクライナ侵攻で byレスポンス
ウクライナの軍需メーカー連合のウクロボロンプロムは2月27日、世界最大の航空機「An-225“ムリア”」が侵攻したロシア軍によって破壊された、と発表した。ムリアは24日に首都キエフ近く、ホストーメリにあるアントノフ空港に駐機していた。ロシア軍はムリアをウクライナ航空技術のシンボルとして攻撃した、とウクロボロンプロムは伝える。ソビエト連邦だった当時のウクライナで開発され、現在もウクライナのアントノフ航空が運用するムリアは、世界最大の商用貨物機だ。1機しかない同機は、250トンのペイロードと合わせて世界で最も重い離陸重量を誇っていた。(後略)
ウクライナの軍需メーカー連合のウクロボロンプロムは2月27日、世界最大の航空機「An-225“ムリア”」が侵攻したロシア軍によって破壊された、と発表した。ムリアは24日に首都キエフ近く、ホストーメリにあるアントノフ空港に駐機していた。ロシア軍はムリアをウクライナ航空技術のシンボルとして攻撃した、とウクロボロンプロムは伝える。ソビエト連邦だった当時のウクライナで開発され、現在もウクライナのアントノフ航空が運用するムリアは、世界最大の商用貨物機だ。1機しかない同機は、250トンのペイロードと合わせて世界で最も重い離陸重量を誇っていた。(後略)
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世界に1機しかない超大型輸送機として知られるAn-225ですが、民間機であっても軍事利用可能な輸送機ということで、今回の侵攻の標的になってしまったようです。飛行機なのに何故退避しなかったのかという疑問がありましたが、ちょうど定期点検中でエンジン1基を降ろしており、飛行できなかったということです。飛行機はバランスが重要なので、1基でも外してしまうと飛行不可能になってしまいます。An-225には他に5基もエンジン(計6基)があるのに飛べないとは、本当に運が悪かった、、。
「ムリア」の名前は、ウクライナ語で「夢」を意味します。航空ファンにとっては、この機体の修復&飛行再開が「ムリア」ということになりそうです。