著者は、家業の日用品の卸問屋を継いだが倒産し、やむなくタクシードライバーで生計を立てる。タクシードライバー採用までの経緯、見習いから独り立ち、ドライバーの裏事情、お客さんの話、警察との関係、著者の家庭の事情、タクシードライバーを辞めるまでを様々なエピソードと共に語る。 他の日記シリーズ本同様、大変面白かった。 タクシードライバーの苦労がよくわかる。 ドライバーと客とは世間話ぐらいしか接点がないが、客を乗せるまでは他社との駆け引きとか、様々なテクニックが必要で、その苦労話が印象に残った。
自分も学生時代に運転代行のアルバイトをしたことがあり、その時の経験や記憶が色々と蘇ってきた。 無線による客の取り合いもやっていたし、遠方へ行く人を乗せた時の気分もよくわかる。普通のタクシードライバーとの違いは、運転代行のお客さんは酔っぱらっているということだ。 いずれこのシリーズで、運転代行日記も出るのではないかと思う。
自分も学生時代に運転代行のアルバイトをしたことがあり、その時の経験や記憶が色々と蘇ってきた。 無線による客の取り合いもやっていたし、遠方へ行く人を乗せた時の気分もよくわかる。普通のタクシードライバーとの違いは、運転代行のお客さんは酔っぱらっているということだ。 いずれこのシリーズで、運転代行日記も出るのではないかと思う。