キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

青山墓地のキヨソーネ

2006年10月18日 | Travel
青山墓地を散歩していたら、外人墓地に聞き覚えのある名前の人が眠っていました。彼の名は、エドアルド・キヨソーネ。一度も会ったことがない西郷隆盛の肖像画を、自分の想像で描いた画家として有名です。どちらかと言えば、「肖像画」というより「想像画」。これを見た西郷の妻が一言、「似てない、、」と言ったそうです。しかし、西郷本人の姿を見たことが無い私達としては、キヨソーネさんの想像力に頼るしかなさそうです。
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エドアルド・キヨソーネ(Edoardo Chiossone:1832~1898)
イタリアの銅版画家・彫刻家で、ジェノバ市の美術学校に学ぶ。1875年(明治8)大蔵省紙幣寮(後の印刷局)の創設に際して、彫刻師として日本政府に招かれた。近代技法を用い、各種の紙幣・証券・郵便切手の製造に従事し、また日本人への技術指導にもあたった。1876年、日本最初の新式凸版切手の製造を指揮した。これらは「小判切手」と呼ばれる。17年間にわたり勤務し、日本の印刷界への功績により、勲三等瑞宝章を受けた。退職後も日本にとどまり、麹町の自邸で死去。日本美術工芸品の収集家でもあり、現在、ジェノバ市には彼の寄付によるキヨソーネ美術館がある。
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彼の経歴を見ると、「西郷隆盛の肖像画」以上に日本社会に貢献した人物だったようです。
私が知らなかっただけ。



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