今日は、NHK BS1でエリザベス女王の国葬の生中継をやっていました。
格調高い荘厳な儀式で、思わず見入ってしまいました。国葬が執り行われたウエストミンスター寺院には、1995年に行ったことがあります。それから随分時間が経っているので「ウエストミンスター寺院は、こんなにキレイだったかな?」と思いながら、懐かしい気分で中継を見ていました。(もしかすると、ここは観光客が入れない場所だったのかも)
当時、入口でチケットを買って、有名人の記念碑や墓を探した覚えがあります。ここには、ニュートンやダーウィン、ヘンデル、ディケンズ等イギリスの著名人の墓があり、私の子供の頃の憧れの天文学者ウィリアム・ハーシェル(天王星を発見)の記念碑もあります。彼の記念碑がどこにあるか判らず探していたら、子供達を連れた現地の先生が私の足元を指差して何か説明していました。何だろうと思って見たら、そこにウィリアム・ハーシェルの名前がありました。たまたま彼の記念碑の上に立っていたようで、何かの縁を感じて凄く感動したのを覚えています。その時は時間が無くて慌ただしく見て廻って、ウエストミンスター寺院をあとにしました。バブルの後、旅行と言えば海外が当たり前になり、いつでも行けると思っていたのですが、その後一度もイギリスに行っていません。
初めての海外旅行で行った国に、エリザベス女王のお墓参りを兼ねてもう一度行ってみたいのですが、時間はあるけど、先立つものが無い、、。(^^;)
ウエストミンスター寺院の1995年の入場券(表と裏)。
何の変哲もない切符のようなただの厚紙。でも私には大切な記念品です。