Jun日記(さと さとみの世界)

趣味の日記&作品のブログ

美湾

2017-11-18 16:37:44 | 日記

 こちらのビーチは狭いので人も少なく、見た目遠浅の海岸のように見えました。ここで泳ぐ頃は、私にとって使いこなせなくて邪魔になるだけだったシュノーケリング用具は手に持っていませんでした。ロッカーに仕舞って置いたのかもしれません。

 ここは泳ぐには適したビーチでした。私は海岸から10メートル程の距離の間を行きつ戻りつして泳いでいました。その内人気が無くなったので、暫く1人で砂浜にいましたが、間が持たなくなってまたプールの所まで戻ってきました。

 その後どうしたのか、ご家族連れのお母様の方と出会い、誘われて土産物屋や水族館に行ったかもしれません。それはもしかすると午前の事だったかもしれません。この点全然はっきりとした時間的な記憶が私にはありません。

 メモを見ると、「グリーンランド、水綺麗、水色白っぽく透き通っている。魚白っぽく、色綺麗な物あり25センチくらい。泳ぎやすい。珊瑚色付いているところ少ないが、青、黄、赤と見られる所あり、シャコガイあり。ガス君写真屋、記念写真一緒に撮る。」とあります。ここまでがグリーン島観光の記述でしょう。ガス君とはゲス君の事です。発音通りだと後者の記述になるんですが、…書けなかったのでしょうね。

 さて、このメモを見て思いだしたのがサンゴ礁の観光です。桟橋から舟に下りて、皆でサンゴ礁を見に出かけました。ご家族連れの3人が舟におられた事は覚えています。もしかすると新婚さんやガイドさんも同船されていたかもしれません。

 当時はもうサンゴ礁の白化現象が問題になっていました。このグリーン島の付近のサンゴ礁にもその影響は見られ、ケアンズでも自然保護の観点で問題になっていました。今は海中の水温が上昇したせいだという原因が分かっていますが、当時は原因不明の現象でした。

 私が結婚当時住んでいた日本の地域にもサンゴ礁があり、観光地として有名で、そこでも白化現象が問題になっていました。当時から新聞やテレビでこの問題について見知っていたので、それから数年経つグリーン島でのサンゴ礁の状態は興味深く、この時両方の海の惨状を見比べることが出来て、全く同じ様な状態なのを知り、世界的に共通の海洋問題なのだと改めて見聞できました。

 私は日本の雪国に当たる地域のサンゴ礁と、この熱帯地域のサンゴ礁が同じような見た目なのに驚きました。シャコガイなども同じ感じ、同じ大きさで海にいるのですから、不思議な感じさえしました。海は繋がっているという事なんでしょうね。