Jun日記(さと さとみの世界)

趣味の日記&作品のブログ

美湾

2017-11-21 16:12:22 | 日記

 さあ出発するから、という事で皆が機内に戻ってみると、機内には下りずにいた人がいたのかどうか、もう2、3人乗り込んでいる人がいました。ここまで来たのと同じ機体だったのかどうかも不明ですが、下りなかった人がいるのなら当然同じ機体ですね。私にはどうもよく分からないのです。

 再び機内に乗り込んでからの席は、来た時の、進行方向に向かって右の座席の窓際から、左の座席に移ったような気がします。これも記憶がはっきりしません。多分窓際になったと思うのですが、通路側であったかもしれません。まぁ、兎に角無事アリススプリングスの空港を後にしました。ここから先は地表を見下ろしながら進んだようです。この先の空は晴天だったのかもしれません。

 メモによると、

「エアーズロックの赤茶土印象的、塩だまりの湖、空より水色」

とあります。水溜り等の池や湖ではなく、塩の結晶が広がった塩湖に空の色が反射して映っていたようです。空から見ると白や水色、輝くように発色している等、色々な色に見えた湖です。勿論美しい光景でした。私はこれは初見聞でした。

 覚えている説明では、このエアーズロックの土の色は土の中に多く含まれている鉄分のせいだという事でした。エアーズロックという岩は一枚岩の砂岩だという事でした。私は砂なら脆いのではと思いましたが、如何してなかなか泥岩のような滑らかな見た目の硬い岩でした。滑るというような粘度でもなかったので、やはり砂なのかなと思うと、とても微細な砂の固まった物なのでしょう。確りとした硬度を足下や鎖を繋いでいた打ち込まれた杭に感じた登山でした。登山は到着した翌日の事です。

 


美湾

2017-11-21 11:03:26 | 日記

 エアーズロックへはアリススプリングスを経由しての飛行路です。私はアリススプリングスの空港の事はもう忘れていましたが、メモに

「アリススプリングスで中継。青い空、夏らしい。草、香りよし。空港内の通路も芝。」

とあります。ここまではアリススプリングスの空港の事だと思われます。うろ覚えですが、ケアンズから乗って来た飛行機を降りて、割合広々とした空港路を歩いたように思います。確かに夏草香る芝の道だった気がします。青い空と白い雲、緑の芝生、近代と自然が調和したような、当時は如何表現したらよいか分かりませんでしたが、昭和の香り懐かしいような空港だった気がします。私は幼少の頃に同級生と地元の空港を見学に行きましたが、その空港のイメージを思い出していたと思います。私にすると35年程前の香しく懐かしいイメージでした。

 この空港では皆飛行機から降りたようです。気候風土を満喫しながら通路を歩く私のすぐ前を、異国の女性が歩いていました。その人の後ろ姿を見ながら、日本とは違うなあと異国情緒を感じたものです。私にとってのかなり久しぶりの海外、1人旅のこの旅では、団体といっても自分1人で何でもする事が多く、気持ちが引き締まっていたのでしょう。異国の人、特に白人系の人がよく目につきました。会話もそうですが、自分の近距離に異国の人がいるという事自体相当珍しい事でした。しかも、皆観光気分なので開放的で、それとなく打ち解けた親しみのある雰囲気だったので、あまり違和感や拒絶感といったものを感じないでいました。

 (これはシドニーで撮った集合写真の裏表紙の絵です。可愛い絵柄でオーストラリアの観光名所が表現されています。絵からも分かるように、ケアンズからエアーズロックまでは午前の移動でしたから、太陽を後方にして飛行したのでしょう。順光で見通しの良い光景だった訳です。)