ホテルの前まで来て、中から出て来たフルムーンのご夫婦に出会い、ピザを勧めて、3人でホテル入りロを入り、ロビーの椅子で皆で寛ぎながらピザを食べ雑談したのは先に書いた通りです。そしてこの後の予定に合わせて、私は午後2時30分過ぎには2人と分かれ、自室に戻り次の準備を始めたと思います。
予定通りにマウントオルガ観光に出かけました。検索すると、マウントオルガ、「カタ・ジュタ」という呼び名もあり、こちらも現在は先住民の方の言葉になっているようです。
私は意気揚々と深緑のネットを被って、その上から帽子を被り、岩々の観光路に入って行きました。入口から見ると、道は遥かに続き散策路は長そうでした。疲れそうだなと感じました。行くのは止めてバスの中で休憩していても良いですよと言われました。私は如何しようかしらとちらりと考えてみましたが、折角この地のここ迄来たのですから、実際に歩いて観察して来ようと決意しました。旅行も4日目ですから、確かに疲れてはいたんです。軽く行って来ようではなく、本当に一寸した決意でした。それほどに見た目も実際も足場の良いとは言えない道であり、距離のようでした。散策路に踏み出した私の足は、確かに疲労感を覚えていました。
(カタ・ジュタを背景に写真を撮っていただきました。多分ガイドさんにですね。スーパーマーケットで買ったネットを早速被っています。防虫ネットが物珍しかったので被って撮りました。
この岩群やこの地にある風の谷が「風の谷のナウシカ」の構想になった話は有名ですね。岩の形や雰囲気を見ているとなるほどと連想されます。この話の説明を受けなくても、私にも自然、このアニメが連想されました。
この時来ていた服の色は、偶然なんですがアボリジニの方の肌の色と似ています。意図的では無くて、この服はもう何年目かの着慣れた物でした。私はこの服の色が先住民の方と同じ色なのをこに来て初めて知りました。お店で買ったのも、オーストラリア旅行にこの服を持ってきたのも本当に偶然です。私自身吃驚しました。オーストラリアと何か縁でもあるのでしょうか。意外な事でした。)