ここでメモの6日の物を見ると、
「空港広し、芝の緑が綺麗。明け方空が奇麗な水色。碧空、晴れ、蒸し暑い。」とあります。
日程表には
「ブリスベン着、05:30
ブリスベン発、07:40 AN060
ケアンズ着、09:55、 着後、バスにてキュランダへ。着後、キュランダ観光。レインフォレステーションにてディジュリドゥの演奏やブーメラン投げなどアボリジニ文化に触れたり、水陸両用の「アーミーダック」で熱帯雨林のジャングルを巡ります。復路は「スカイレール」で熱帯雨林を上空からご覧いただきます。(所要時間30分)
バス その後ケアンズへ戻ります。(ケアンズ泊)」
とあります。
本当に、ブリスベンの空港は緑の芝生が美しい空港でした。時間が気になって、私は待合室の時計をよく眺めていました。暇潰しにお土産コーナーを覗いて商品を眺めたりしました。団体の中の1人旅なので、時間の経つのを手持無沙汰に待つしかありません。立ったり座ったり、割合うろうろしていたと思います。こんな自分を自分で落ち着きが無いと感じ、少し落ち着こうと考えました。それで、私は最初にこの空港の待合室に到着して感動した、大きくて広々とした横長の展望窓の風景を思い出すと、窓外の空や緑の芝生の風景に再び魅了されて見とれる事にしました。
私は窓に近付くと、飛行場を動いていく車や荷物、飛行機の中に荷物を運ぶレールや人を眺めていました。荷物であるトランクや鞄なども形や色がそれぞれ違うので興味深い観察対象になりました。要するに、見る物が皆物珍しかったのです。私は窓辺に張り付いて飽きずにこれらの荷物風景を眺めていました。良い暇潰しが出来たと思っていました。