鏡石(かがみいし)。
場所:秋田県仙北市西木町桧木内字相内潟。「御座石神社」(前項)横の駐車場の西側に「潟頭の霊泉」があり、その背後の「高鉢山」(標高571m)の中腹に登る。徒歩10分。
「御座石神社」(前項)の近くに「潟頭の霊泉」があり、この清水を飲んで辰子が龍に変身したと伝えられる。そして、その背後の山道を300m程登ったところに「鏡石」と呼ばれる岩があり、信仰の対象になっている。伝承によれば、辰子がまだ龍に変身する前、この辺りによく山菜を採りに来ていた。当時、この岩は鏡のように磨かれていて、辰子は姿を映して化粧をしたという。結構大きな岩で、下の写真ではわかりにくいが、正面から見ると六角形をしているという。「正面から見ると」というが、急な崖の中腹にあって近づけず、特設の展望台から眺めるようになっている。因みに、田沢湖も上から見ると六角形をしており、関連があるのではないかという説や、「高鉢山」も円錐形で、いわゆる「神体山」の特徴を備えていることから、辰子姫の伝説を別としても、神秘性を感じさせる場所として信仰の場所だったという考え方もあるようだ。
写真1:「潟頭の霊泉」の祠
写真2:「潟頭の霊泉」。今も清水が盛んに湧いており、水面が波立っている。
写真3:「鏡石」に向かう途中にある「願橋」。願い事を橋に書いて、「鏡石」に祈ると願いが叶うという。
写真4:「願橋」の傍にある「かなえる石」。「鏡石」に願いをかけた後、帰り道でこの石にも祈るとなお願いが叶うとか。
写真5:「鏡石」
場所:秋田県仙北市西木町桧木内字相内潟。「御座石神社」(前項)横の駐車場の西側に「潟頭の霊泉」があり、その背後の「高鉢山」(標高571m)の中腹に登る。徒歩10分。
「御座石神社」(前項)の近くに「潟頭の霊泉」があり、この清水を飲んで辰子が龍に変身したと伝えられる。そして、その背後の山道を300m程登ったところに「鏡石」と呼ばれる岩があり、信仰の対象になっている。伝承によれば、辰子がまだ龍に変身する前、この辺りによく山菜を採りに来ていた。当時、この岩は鏡のように磨かれていて、辰子は姿を映して化粧をしたという。結構大きな岩で、下の写真ではわかりにくいが、正面から見ると六角形をしているという。「正面から見ると」というが、急な崖の中腹にあって近づけず、特設の展望台から眺めるようになっている。因みに、田沢湖も上から見ると六角形をしており、関連があるのではないかという説や、「高鉢山」も円錐形で、いわゆる「神体山」の特徴を備えていることから、辰子姫の伝説を別としても、神秘性を感じさせる場所として信仰の場所だったという考え方もあるようだ。
写真1:「潟頭の霊泉」の祠
写真2:「潟頭の霊泉」。今も清水が盛んに湧いており、水面が波立っている。
写真3:「鏡石」に向かう途中にある「願橋」。願い事を橋に書いて、「鏡石」に祈ると願いが叶うという。
写真4:「願橋」の傍にある「かなえる石」。「鏡石」に願いをかけた後、帰り道でこの石にも祈るとなお願いが叶うとか。
写真5:「鏡石」