神が宿るところ

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八代の大椎

2022-09-17 23:33:30 | 巨樹
八代の大椎(やしろのおおしい)。
場所:茨城県潮来市上戸1558。国道51号線「稲荷山」交差点から北へ約1.4km。駐車場なし。
「八代の大椎」は、樹齢900年超という椎(樹種としてはスダジイ)の巨樹。「(台上戸)神明神社」の御神木で、昭和8年、茨城県内最大のシイの木として県の天然記念物に指定された。現在では樹高約15m・枝張り約10m・幹回り約10mとされるが、元は樹高約30m・幹回り約20mあったという。明治29年に陸軍参謀本部陸地測量部により、測量視線を妨げるとの理由で幹や枝葉が伐採され、樹勢が衰えた。更に、昭和41年の台風により大きな被害を受け、東側に大きく張り出していた幹が分岐点近くから折れて、枝の広がりは半分ほどになった。平成15年、樹木医が処置を行い、南西部を中心に徐々に樹勢が回復しているという。


茨城県教育委員会のHPから(八代の大シイ)


写真1:「八代の大椎」全景。西側から見る。


写真2:南側に「神明神社」境内入口、鳥居がある。


写真3:根元に石祠、記念碑、「大己貴命」石碑などがある。木の東側は痛みが酷く、確かに元はもっと幹回りが太かったのかもしれない。


写真4:南西側の根元。「茨城縣天然記念木」石碑もある。


写真5:北西側に説明板も設置されている。

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