僕は肩凝り小学生だった。おじいちゃんがいつも僕の肩を叩いてくれていた。「遺伝かのう?」とおじいちゃんは申し訳なさそうに言いながら肩を叩き続けた。とんとんとん。「まだだよ」。これ以上叩くと肩が壊れてしまうとおじいちゃんは言った。おじいちゃんの方とは思わなかった。 #twnovel
一機目は集中砲火を浴びあえなく撃沈されるが、大丈夫。二機目は奇襲攻撃を受けまたもや撃沈されるがまだ大丈夫。僕らのチャンスは常に三回あるのだから。なぜなら、僕らはサンセット豆腐。三機目はコリンズ大佐の要塞によってあっさり撃沈された。今度はサンセット納豆の出番だ。 #twnovel
行き先を告げてからいなくなったあの人の行き先のことを不意に訊ねられて答えられなかったのは何気なさすぎて忘れてしまったからだ。遠い惑星などではなかったから、引き止めも見送りもしなかった。あの人は、その内に帰ってくるだろう。何事かという顔をして、きっと帰ってくる。 #twnovel