爆発音があったと通報があって駆けつけてみると鳥がいる。見たこともない鳥だった。「おまえが通報したのか?」鳥は、何も言わずじっとこちらを見つめていた。食ってやろうか? その時、チャルメラのメロディーがどこからともなく聴こえてきた。「おまえか? おまえの演奏か?」 #twnovel
背中を人が通る気配がしたがいつもの清掃のおじさんと思い気にしないでいた。食器返却口の所に動く「色」が横目に入り、ハッとなった。制服の色ではない。青い水色ライオンだ! 返却された物を漁っているのだ。顔を動かし直視するのは怖い。誰かが私を呼ぶ声で再び、ハッとなる。 #twnovel