眠れない夜の言葉遊び

折句、短歌、言葉遊び、アクロスティック、夢小説

悪魔の否定

2018-11-05 17:09:03 | 夢追い
じゃあ夢の話を


 ファスト・フードで悪魔の歌を聞いたせいか、テレビで悪魔を見たせいか。夢の中では僕が悪魔になっていて、トイレから出るところを待ちかまえていた村人に襲撃を受けてしまう。原作は海外の小説でそれをこの度は映画化したのだが、その解釈と表現の方法について一部のコアな層から不満が噴出していた。その映画の中の出演者の一人になっていたこともあり、結果として僕が悪魔になったとか。夢の中の理屈はよくわからない。おじいさんはバナナや卵を投げつけ、ほうきを持って襲いかかってきた。「この悪魔め!」古新聞やキャベツやスリッパなども容赦なく投げてきた。違うといくら否定しても怒りを爆発させたおじいさんに対しては無意味だ。とにかく逃げるしかない。逃げる途中では悪魔を狙う銃弾が飛び交ってる。銃社会だ。当たらないように必死で逃げる。もう地上に安全な場所はない。飛び上がって屋根の上に避難した。(夢の中の跳躍力)屋根の上には他にも大勢の悪魔仲間が飛び上がって逃げてきていた。僕は独りではなかった。それでも僕らは次第に追いつめられていった。飛び上がることは簡単でも、自由に空を飛び回れるというのとは違う。子猫が無理して高い木に登った形に似ている。大勢の反悪魔共に取り囲まれ屋根の上でディスカッション。非悪魔の証明は難しい。何よりも村人は頭から決めつけすぎている。「悪魔という悪魔は出て行け!」悪魔ではないと悪魔の仲間が反論した。「だいたいどういうことなんだよ」それはどちら側の主張かはわからなかった。だいたいという言葉を巡って溝は深まるばかりだ。僕は本線に戻すべく口を開いた。叫ぼうとするけど不思議と声にならない。「大食い大会に出なさい」長老に近い老人が提案した。どうして出るの。それが証明になるのなら。悪魔たちの声は割れていた。鴉が徐々に屋根の上に集まってくる。


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木の葉のパレード

2018-11-05 15:54:54 | 短歌/折句/あいうえお作文


明るみに
ミイラや宇宙
人となり
ヤーヤー言わす
かぼちゃパーティー

折句「あみじゃが」短歌
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折句の作り方 クリスマス編

2018-11-05 14:21:06 | 短歌/折句/あいうえお作文
クジラうえ
リクエストした
水族館
マダイがうたう
スローバラード

折句「クリスマス」短歌




クジラがうえから降ってくる
何かリクエストしたみたいですよ
どうやらここは水族館
クジラはクジラ置いといて
マダイが歌っているみたい
マダイがスローバラードをうたっている

クリスマスの折句ができたよ

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あなたに

2018-11-05 13:21:35 | 短歌/折句/あいうえお作文
赤だしを
女将に通し
カバーニへ
蹴って届ける
寿司の一皿

折句「アオカケス」短歌
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