眠れない夜の言葉遊び

折句、短歌、言葉遊び、アクロスティック、夢小説

星の宝物

2020-07-16 09:06:00 | 短歌/折句/あいうえお作文
満天のフードコートに降り立って一番を待つ猫背の少女


人間のゴミ箱を掘る我ら猫にはときめきの箱に当たるの


揚げたてのチキンを一つ手にとって狐を語る先生の色


まだ光り輝いている22時モスバーガーに集まる詩人


ひとしずくダイヤの消えた線上を光と共に進む夜汽車よ


輝きで虫を募った電灯に一目置いて行き過ぎる猫


「お下げしてよろしいですか」生き残るパセリに向いた君のささやき


マルセロが一足先にキープした瞬間前へ開ける銀河


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