眠れない夜の言葉遊び

折句、短歌、言葉遊び、アクロスティック、夢小説

小さいおじさんの寝息

2020-08-06 23:01:00 | 幻日記
 おかしな時間に目が覚めて海苔を食べた。
 1枚、2枚、食べると喉が渇いた。冷蔵庫を開けると小さいおじさんがチーズを食べていた。
「あまり食べるなよ」
「わかっとるわ!」
 逆に釘を刺されたような思いだった。改めて言うほどでもないことは、あまり言わない方がよいのだ。
 お茶を取ってそっと扉を閉めた。

 喉を潤すと少し気持ちが落ち着いた。
 さっきまで大事な夢をみていたような気がするが、設定がよく思い出せない。
 お茶を戻すと小さいおじさんはもう豆腐の上で寝ていた。

 すぐ寝れる人はいいね。

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