眠れない夜の言葉遊び

折句、短歌、言葉遊び、アクロスティック、夢小説

秘密のイタリアン 

2020-08-11 11:59:00 | 幻日記
 突然訪れたのでもてなしの準備が整っていなかった。
 レシピが煮詰まるまでグリーンを一緒に回ることになった。シェフはごぼうを手にし「これが愛用の武器だ」と自慢げに言った。構えは一流、スイングはデタラメで、一直線にバンカーに沈んだ。
「本業は猿ゴルファーだ」
 みんなでトマトを拾いに行く途中に異変に気づく。
「罠だ!」
 気づいた時には砂に足を取られて沈んで行った。地底まで行くとそこは大人の隠れ家的スペースになっており、小猿のイタリアンに入店してもてなされた。
「いらっしゃいませ」

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