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歩無し10枚  其の一

2009-12-06 02:55:41 | 将棋

駒の動かし方を覚えたばかりの子が、次に出会うのが10枚落ちであるが、その前に「歩無し10枚」を考案してみた。

特別ルール
1.上手の王様が下手の3段目に入れたら、タッチダウンで下手負け。
2.下手の駒が、ただで取られたら負け。



南の土曜教室で、ウッキー先生のB面で、二人の子に試してみた。

△6二玉▲2二飛成△6三玉以下竜で王手続けてる間に、下手陣へタッチダウン成功(笑)


この失敗を覚えてから、△6二玉に▲2三飛成を教える。
すると、もうこれ以上上手の玉が前に進めない事を知る、そこで子供が感動するかしないかが分れ目。
今日の二人は、感動してくれた。
これだけで、数段棋力がアップ、開始して10分で5級進化です。(笑)

しかしながら、▲3三角成と馬を作ってはみたものの、竜の横効きが消えて失敗になる。



そこで、魔法の手順を伝授する。(笑)
△6二玉▲2三飛成△5二玉▲2二角成△6二玉▲5五馬△6二玉▲6四馬


ここから、上手玉を上からと横から包むように捕まえる練習をします。

読みとか技術ではなく、目と右手で覚える事を数回繰り返します。
レッスンを初めて、30分~1時間くらいで、このレベルがマスター出来ればしめたもの、子供との会話は、その学年と性格(?)に合わせて楽しいトークをしながら進めます。

目的は、この段階から王様は、上からと横から攻める感覚を身に着ける事で・・
これが、8枚落ちに進化した時、定跡を覚えて敵陣に駒を成り必勝形を作るが寄せ切れない現象打破の為に・・・・

ここら辺をクリア出来れば、上手に歩を一枚持駒にする。
すると10倍難しくなる。

次回、このシリーズ最終回。



Comments (2)
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