形勢判断なるものにチャレンジ!
駒の損得:先手の角と後手の銀+桂馬+歩が多くて 先手>後手
王様の堅さ:先手金銀3枚・後手金銀2枚 先手>後手
駒の働き:先手の竜の位置が悪くて 先手<後手
手番: 先手番
総合評価:先手3ポイント後手1ポイントで先手有利。
そこで、先手番なので働きの悪い竜を使える様にする手を、指したいところです。
▲6三歩成!
△同歩 歩を成り捨てて後手の歩の位置を変える。
▲5四歩! 垂れ歩 次にと金作りますよ。 将棋は次に怖い手(相手にとって)が良い手になる事が多い。
△5二歩 と金は嫌だから受けちゃいます。
ここから、歩の手筋が続きます。
▲5三歩成! 再度成り捨てる。
△同歩 ごちそうさま。
▲5四歩 継ぎ歩で、また成らせてよ。
△同歩 嫌だ、取ります。
▲5三歩 はい、作戦成功!
上の図を見ると、竜が入ってからと金を作る手が浮かんで来ますよね。
この間、相手に渡した駒は歩が4枚、歩をたくさん渡しても7~8筋しか後手は使えないから歩のバイキングは、先手に影響が少ない。
成り捨て・垂れ歩・成り捨て・継ぎ歩・垂れ歩の連続技でした。
プロほど、セオリーに誠実で歩の使い方が上手い。(当然と言えば当然ですが・・・・・・)
良い手は無いかと考える時は、最初に歩から考える方が良いのかもしれません。
万が一攻め間違えても、渡す駒が歩ですから損害も少なく済みますので・・・・(やや消極的意見ですが・・)
初心用秋の新作コレクション!(笑)
裸玉の前に、将棋は王様を詰めるゲームである事を体感してもらう様に考えてみた。
銀三枚図で、銀引成が出来るようになれば、もう上級者だと言って褒め倒す事にしましょう。
小学生1~2年は、理屈言っても判らないから右手で覚えて頂く事にした。
教室へ来て、今日も先生に勝つ=嬉しい=楽しい。
楽しいから、また次回も来る。 そして、また勝つ。
このレベルの師匠の最善手は、「負けました」と言って勝者を称える事にしてる。
13日も、たくさん負けましたを言う事にしましょう。