同胞(はらから)

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秋の新作コレクション!

2011-11-12 17:25:00 | 初心者コーナー

 

 形勢判断なるものにチャレンジ!

 駒の損得:先手の角と後手の銀+桂馬+歩が多くて 先手>後手

 王様の堅さ:先手金銀3枚・後手金銀2枚  先手>後手

 駒の働き:先手の竜の位置が悪くて 先手<後手

 手番: 先手番

 総合評価:先手3ポイント後手1ポイントで先手有利。

 

そこで、先手番なので働きの悪い竜を使える様にする手を、指したいところです。

▲6三歩成!  

△同歩    歩を成り捨てて後手の歩の位置を変える。

▲5四歩!  垂れ歩  次にと金作りますよ。 将棋は次に怖い手(相手にとって)が良い手になる事が多い。

△5二歩   と金は嫌だから受けちゃいます。

ここから、歩の手筋が続きます。

▲5三歩成! 再度成り捨てる。

△同歩     ごちそうさま。

▲5四歩    継ぎ歩で、また成らせてよ。

△同歩     嫌だ、取ります。

▲5三歩    はい、作戦成功!

上の図を見ると、竜が入ってからと金を作る手が浮かんで来ますよね。

この間、相手に渡した駒は歩が4枚、歩をたくさん渡しても7~8筋しか後手は使えないから歩のバイキングは、先手に影響が少ない。

成り捨て・垂れ歩・成り捨て・継ぎ歩・垂れ歩の連続技でした。

プロほど、セオリーに誠実で歩の使い方が上手い。(当然と言えば当然ですが・・・・・・)

良い手は無いかと考える時は、最初にから考える方が良いのかもしれません。

万が一攻め間違えても、渡す駒が歩ですから損害も少なく済みますので・・・・(やや消極的意見ですが・・)


  

初心用秋の新作コレクション!(笑)

裸玉の前に、将棋は王様を詰めるゲームである事を体感してもらう様に考えてみた。

銀三枚図で、銀引成が出来るようになれば、もう上級者だと言って褒め倒す事にしましょう。

小学生1~2年は、理屈言っても判らないから右手で覚えて頂く事にした。

教室へ来て、今日も先生に勝つ=嬉しい=楽しい。

楽しいから、また次回も来る。  そして、また勝つ。

このレベルの師匠の最善手は、「負けました」と言って勝者を称える事にしてる。

13日も、たくさん負けましたを言う事にしましょう。

 

 

 

 

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終盤に夢ありⅡ

2011-11-12 08:22:59 | 雑記

プロの実戦より。

▲6二銀不成や▲3三歩成も見えて迷う局面ですが、王様めがけてまっしぐらの▲4二銀成と金を取るのが決め手で、以下△同飛▲3三歩成△同銀に▲3四桂で投了。

4五に居る桂馬が制圧して見事な収拾でした。 拠点は残せの見本で、プロはセオリーに忠実で派手な手は不要で確実に寄せてしまいました。


この対局の初めの頃の図。

先手早繰り銀VS後手一手損角換りの対抗形からのスタートでした。

▲3四歩△2二銀(△同銀は▲同銀△同金から角銀持って攻めが続く)▲6六角という筋もあり難しいところ。

しかし、攻めのラインが伸びすぎて、やや補給不足になると判断した先手は、駒がぶつかってから自軍を応援に繰り出す。

▲4七金△9五歩▲3七桂として下の図。

△4四歩として銀を追い返されるが、▲5六銀△5四銀に▲4五歩として二の矢を放つ。

数手進んで下の図になりました。

▲6一角と敵陣深くに角を放ち、▲3三歩や▲1五歩などの総攻撃を狙っている。

最初の駒のぶつかりは、ポジション取りで次に自陣から援軍を出し全部の駒を使う。

いわゆる、全体重が加わったパンチとでも表現するのでしょうか。

こんなセンス(呼吸)が身に着けば、更に高い位置へ行けそうですね・・・・・◎◎君へ!

 

 

 

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