村田顕弘先生が、指導対局に来られた時に6枚落ちの紛れで、指された陣形です。
これを見た瞬間、「これ勝てませんわ」と思い急遽裏側で、対策本部を立ち上げた(いささか表現が誇張ぎみ)事がありました。
6枚の定跡の心は、数の攻めなので、2枚で守らば三枚堂七段で攻めれば、良いわけなのだが、そうするにはどうしましょう。
ちなみに、ここから知らずに攻めるとどうなるか。
香車が詰んでしまいましたが、少し筋が良くなると、ひるまず攻めて。
銀を回収出来ますが。
「マギレウスの矢」に飛車が詰んで、この棋力差ですとゲームオーバーになります。
トダ君には、始める前に2枚で守らば3枚と、何度か繰り返し言い聞かせて対局しました。
すると、ここからの攻めは無理と判断して、銀を戦線に送り込む作戦に出ました。
すると、ここからの攻めは無理と判断して、銀を戦線に送り込む作戦に出ました。
さすがに応用力が、身に付きましたね。
感想戦で、もっと早く戦力を足す方法を考えて貰いましたが、なかなか出て来ません。
最後は、半泣き状態になったのですが、角を足すところ迄辿り着きました。
少しヒントを出して、本人が気が付く迄待ってあげると、答えを覚えるより理解が染み込みます。
足の早い桂馬は、自分の歩が邪魔して跳べないので、角を使うまで多くの時間を費やしましたが、やっと辿り着きました。
図は屋根裏師範が、紛れを求めて歩を突いた局面です。
角で取りますか?
歩で取りますか?
先日の岐阜の大会に、多くの会員さんが参加しました。
Aクラスで優勝狙うか、Sクラスに出て県の最強クラスの将棋を、感じて来るかと訊ねたら、迷わず後者を選びました。
片眼は開いたとの報で一安心、あまり早く強くならなくても良いですからね。
片眼は開いたとの報で一安心、あまり早く強くならなくても良いですからね。
老人の田舎暮らしなので、岐阜から応援のSEさんを呼びました。
米長哲学で、若い人から学んでいます。
それでお昼は半兵衛の高山ラーメンにしましたが、16時間断食してるので、前みたいな罪悪感はありません。
お陰様です。