5月25日(土)
世田谷美術館が募集したガイドツアー'萬KENBUN録'は抽選で外れてしまいましたが、
追加企画で5月25日(土)と同じコースで開催するからと連絡をもらい参加しました。
萬KENBUN録 レトロ建築再生ギャラリー<ダイジェスト版>
都内随所に残る昭和初期のビルや住居や蔵。しかし、街の再開発などによって年々その数は減少し続けています。一方、そうした「時の名残り」を留める建物や空間をアートスペースとして再生、活用している例も少なくありません。このコースは昨年開催し好評を得たアンコール編と続編を再編成したダイジェスト版。アートを切り口にして魅力溢れるレトロ建築を再び巡ります。
訪問先は ・銀座一丁目「奥野ビル」(旧・銀座アパートメント)昭和7[1932]年築
エクリュ+エイチエムほか
・茅場町「第二井上ビル」(旧・セーラー万年筆本社)昭和2[1927]年築
ギャラリー須知
・日本橋馬喰町(旧・繊維問屋倉庫)昭和30年代築[推定]
ラディウム・レントゲンヴェルケ
・柳橋(旧・市丸住居)昭和20年代初期築[推定]
ルーサイト・ギャラリー
・浅草(旧「竹長」内蔵)慶応4[1868]年築
ギャラリー・エフ
集合場所は東京メトロ銀座線京橋駅です。
何時もの如く早目に着いて地上へ、ここは懐かしい場所です、
写真左は京橋明治屋ビルで右側新築中のビルは、私が勤めていた会社が所有するビルで
何度も訪れていました、在職中に解体され退職時は更地でした。
京橋明治屋ビル 中央区指定文化財
設計:禰中條建築事務所 SRC造 地上8階・地下2階 1933(S8)年竣工
民間建物では初めて地下鉄駅と連結させ駅と一体化して建設された現存最古のビルです、
周辺ビルと合わせて再開発されるらしいけど、
明治屋ビルは建物はそのままの形で残されるらしいです。
時間になったので集合場所へ
参加者は16名、案内役は世田谷美術館学芸部の高橋直裕氏です。
資料をもらい、
今日は梅雨も明け、暑くなりそうです。
奥野ビル(旧銀座アパートメント) 設計:川元建築事務所 RC造 地上7階/地下1階 1932(S7)年竣工
ギャラリーエクリュ+エイチエムで話を聞きその後館内を見学
当時はモダンなアパートだったのでしょう
ELVの扉は昔のままの開閉方式で、内外扉とも手で開け閉めしました。
次の訪問先へは地下鉄で移動です。
第二井上ビル 1927(S2)年に竣工
「セーラー万年筆株式会社」が1952~78(S27~53)年まで本社が置かれていたそうです。
壁面のエンブレムは井上の井です
Gallery Suchi(ギャラリー須知 )で話を聞きその後館内を見学
古いけどなぜかホットする雰囲気です。
<続く>