7月12日(金)
今月の好古会の例会は見学会で、場所は小田急多摩センター駅近くの
東京都埋蔵文化財センターです、参加者は10名。
門を入ったら幼稚園児が古代人の火起しの実演?を見学中。
申込をしておいたので、学芸員の方が説明と案内をして下さいます。
1965(S40)年に多摩市域、八王子市・稲城市・町田市域にわたる約3,000㌶の 多摩ニュータウンが計画されると同時に、大規模な遺跡調査が始まり調査・研究、発掘調査を行う拠点としてまた遺跡群の遺物を収集・収蔵する施設として建設され、 多摩ニュータウン遺跡群の発掘調査は2005年で終り、 現在は都内各所で発掘・調査を行い遺物を公開している。
多摩ニュータウン遺跡群の発掘調査では旧石器時代の遺物も多数発掘されたが、 2000(H12)年11月に発覚した東北旧石器文化研究所の藤村新一による一連の旧石器捏造事件ではここも被害を受け、 彼が関わった遺物や製作したビデオ等は全て封印されたそうです。
館の生立ちや位置付けの説明の後、遺跡庭園「縄文の村」を案内してもらいました。
<続く>