7月8日(月) <7月6日(土)の続き>
萬KENBUN録 レトロ建築再生ギャラリー<ダイジェスト版>
都内随所に残る昭和初期のビルや住居や蔵。しかし、街の再開発などによって年々その数は減少し続けています。一方、そうした「時の名残り」を留める建物や空間をアートスペースとして再生、活用している例も少なくありません。このコースは昨年開催し好評を得たアンコール編と続編を再編成したダイジェスト版。アートを切り口にして魅力溢れるレトロ建築を再び巡ります。
コースは ・銀座一丁目「奥野ビル」(旧・銀座アパートメント)1932(S7)年築
エクリュ+エイチエムほか
・茅場町「第二井上ビル」 1927(S2)年築
ギャラリー須知
・日本橋馬喰町(旧・繊維問屋倉庫) 昭和1960(S30年代)年前後 築[推定]
ラディウム・レントゲンヴェルケ
・柳橋(旧・市丸住居) 1950(S20年代初期)年前後 築[推定]
ルーサイト・ギャラリー
・浅草(旧「竹長」内蔵) 1868(慶應4)年築 ギャラリー・エフ
案内役は世田谷美術館学芸部の高橋直裕氏。
旧・繊維問屋倉庫(日本橋馬喰町) ラディム・レントゲンヴェルケ
ギャラリーの方から説明を聞きながら内部を見学
小屋組みが変形してると思ったら、
帰りに裏から見たら建物を途中からカットしてありました。
途中でも古い建物や若者達の浴衣姿を眺めながら
柳橋界隈に近付いたら、黒塀の料亭や以前は置屋だった建物がありました。
旧・市丸邸(柳橋) ルーサイトギャラリ-
昭和の芸者歌手で年配者には'天龍下れば'等で知られる '市丸'姐さん (他にも小唄勝太郎や神楽坂はん子の名前を思い出します)の 隅田川沿いの屋敷を改装したギャラリーで、カフェや教室も併設されています。
内部も見学予定でしたが先方の都合で中止になりました。
最後は'浅草神谷バー'の向かいの
旧・竹長 内蔵(浅草) ギャラリー・エフ 1868(慶応4)年築
江戸時代に材木問屋の内蔵として建てられたもので、 関東大震災にも東京大空襲にも耐えて奇跡的に残った建物です。
表から見た限りでは判りません、
オーナーのizumiさんの説明を聞いて
梁に書かれていたので1868(慶応4)年築と判明したそうです。
ここで今日のツアーは終了です、
案内役して下さった世田谷美術館学芸部の高橋さんありがとうございました。
解散してからスカイツリーと雷門を撮りました。