犬の生活は単調。あぁ~退屈だ。ひとりごとも多くなるってもんだ。
犬のTwitterでも始めるかな。犬向けならBowtterとでもいうのだろうか。
春の山の空気でも嗅ごうか。もっと頻繁に外に出たいものだ。
飼い主は犬を選ぶが、犬は飼い主を選べない。
犬の気持ちが理解出来ない飼い主に飼われる犬の不運。犬にも選択の自由を。
ちょっと外に出たい。
玄関ドアのレバー型のノブを開ける方法は生まれてスグに覚えた。レバーを鼻で操作して、前脚でドアを押せばいい。
しかしさすがに球型のノブは開けられない。するととーちゃんは家中のノブを全部球型に変えてしまった。
かーちゃんにドアを開けてもらい、山荘の前に出てニオイをかぐ。
シカ×5、ウサギ×2、キツネ×1、よその犬×3、猫はゼロ。確認した。
オレも経験を経て大人になった。
(かーちゃんの声: 1時間に1台くらいはクルマも来ますよ。危ないから帰りなさい)
「はーーい」とかわいく返事する。
「帰れ」って声かけられたら「まだもうちょっと遊びたい」という素振りをほんの少し見せてからサッと山荘に戻る。
するとかーちゃんが「いい子ねぇーー」ってニコニコして言うだろうから、褒められてウレシイ。
そこでオレもシッポを盛大に振る。これが何万年か繰り返されてきたイヌとヒトとのコミュニケーションってもんよ。
オレってやっぱ利口じゃね?
こうして見渡すと、ウチの山荘って近隣でも最小の部類だね。かーちゃんにドア開けてもらい、入る。
粘って要求した甲斐あって、やっと来たぞ、原村の中の広場。
ところが「伏せ!」を命じたまま、かーちゃんは遠くに歩いて行ってしまった。
(かーちゃんの声: よし!)
さぁ、走ろ! びゅぅ~ん。速いだろぉ。すごいだろぉ。
とーちゃん、かーちゃんがオレが走るのをうれしそうに見ているのを、オレは時々見ている。
とりゃぁ~! どこまでも、ボールを追って。
原村は楽しい。オレ、この広場に住みたい。ボールはトモダチ。
美しくターンしながら、ボールをキャッチ。運動は芸術でもある。
浅田真央ちゃんのよう・・・だろ? アーティスティック・ポイント高い?
ボールくわえてかーちゃんのところに戻る。「オレ、じょうず?」と尋ねる。
ちょっと疲れて来たかね。最近疲れるのが早いぞ。
だってオレ、先月から7歳だもんねえ。ドッグ・フードなら「シニア」の仲間入りだ。
はあはあ。ペースが落ちる。はあはあ。かーちゃんやとーちゃんは、最近オレの疲れるのが早いので楽なんだそうだ。
それはヒトにとってうれしくもあり、ちょっとつまんなくもあるようだ。
かーちゃん、ほら、持って来たよ。
(とーちゃんの声: よくまあ、こんな長いのを引きずって走るね。)
もっと投げてよ。
なぜオレはボールを見るといつも走ってしまうのか?
スタスタ・スタスタ。走るの止めて、歩く。
もうダメ。休憩。近くでカメラを突きつけられるのは苦手だ。
周囲は静かな住宅地、というか別荘地? コネチカットの富裕な住宅地風? 行ったことないけど。
静かに遊びましょうね。吠えるの止めましょうね。
なんだかんだ言いつつ、かなり楽しかった。
こういう時、ついつい満足が顔に出てしまう。
それを見てとーちゃん、かーちゃんも喜ぶ。
また別の日。これもまた原村の中。お座りして待つ。
かーちゃん、早くロングリードつけてくれよ。
耳が風になびく。おかしい?
このあたりで標高1100mくらいだそうだ。
ただでさえボケボケな春の天気。この日黄砂がすごくて、空が濁っている。
そんなことはまったく無関係に、オレは遊ぶ。
なんたってボールいのち。
記念撮影その1 「お座り!」を命じられた。ちょっと面倒。
記念撮影その2 まだ撮るのかい?
原村犬生活を発信するのにオレもTwitterのアカウント欲しい。バウ・ワウ
犬のTwitterでも始めるかな。犬向けならBowtterとでもいうのだろうか。
春の山の空気でも嗅ごうか。もっと頻繁に外に出たいものだ。
飼い主は犬を選ぶが、犬は飼い主を選べない。
犬の気持ちが理解出来ない飼い主に飼われる犬の不運。犬にも選択の自由を。
ちょっと外に出たい。
玄関ドアのレバー型のノブを開ける方法は生まれてスグに覚えた。レバーを鼻で操作して、前脚でドアを押せばいい。
しかしさすがに球型のノブは開けられない。するととーちゃんは家中のノブを全部球型に変えてしまった。
かーちゃんにドアを開けてもらい、山荘の前に出てニオイをかぐ。
シカ×5、ウサギ×2、キツネ×1、よその犬×3、猫はゼロ。確認した。
オレも経験を経て大人になった。
(かーちゃんの声: 1時間に1台くらいはクルマも来ますよ。危ないから帰りなさい)
「はーーい」とかわいく返事する。
「帰れ」って声かけられたら「まだもうちょっと遊びたい」という素振りをほんの少し見せてからサッと山荘に戻る。
するとかーちゃんが「いい子ねぇーー」ってニコニコして言うだろうから、褒められてウレシイ。
そこでオレもシッポを盛大に振る。これが何万年か繰り返されてきたイヌとヒトとのコミュニケーションってもんよ。
オレってやっぱ利口じゃね?
こうして見渡すと、ウチの山荘って近隣でも最小の部類だね。かーちゃんにドア開けてもらい、入る。
粘って要求した甲斐あって、やっと来たぞ、原村の中の広場。
ところが「伏せ!」を命じたまま、かーちゃんは遠くに歩いて行ってしまった。
(かーちゃんの声: よし!)
さぁ、走ろ! びゅぅ~ん。速いだろぉ。すごいだろぉ。
とーちゃん、かーちゃんがオレが走るのをうれしそうに見ているのを、オレは時々見ている。
とりゃぁ~! どこまでも、ボールを追って。
原村は楽しい。オレ、この広場に住みたい。ボールはトモダチ。
美しくターンしながら、ボールをキャッチ。運動は芸術でもある。
浅田真央ちゃんのよう・・・だろ? アーティスティック・ポイント高い?
ボールくわえてかーちゃんのところに戻る。「オレ、じょうず?」と尋ねる。
ちょっと疲れて来たかね。最近疲れるのが早いぞ。
だってオレ、先月から7歳だもんねえ。ドッグ・フードなら「シニア」の仲間入りだ。
はあはあ。ペースが落ちる。はあはあ。かーちゃんやとーちゃんは、最近オレの疲れるのが早いので楽なんだそうだ。
それはヒトにとってうれしくもあり、ちょっとつまんなくもあるようだ。
かーちゃん、ほら、持って来たよ。
(とーちゃんの声: よくまあ、こんな長いのを引きずって走るね。)
もっと投げてよ。
なぜオレはボールを見るといつも走ってしまうのか?
スタスタ・スタスタ。走るの止めて、歩く。
もうダメ。休憩。近くでカメラを突きつけられるのは苦手だ。
周囲は静かな住宅地、というか別荘地? コネチカットの富裕な住宅地風? 行ったことないけど。
静かに遊びましょうね。吠えるの止めましょうね。
なんだかんだ言いつつ、かなり楽しかった。
こういう時、ついつい満足が顔に出てしまう。
それを見てとーちゃん、かーちゃんも喜ぶ。
また別の日。これもまた原村の中。お座りして待つ。
かーちゃん、早くロングリードつけてくれよ。
耳が風になびく。おかしい?
このあたりで標高1100mくらいだそうだ。
ただでさえボケボケな春の天気。この日黄砂がすごくて、空が濁っている。
そんなことはまったく無関係に、オレは遊ぶ。
なんたってボールいのち。
記念撮影その1 「お座り!」を命じられた。ちょっと面倒。
記念撮影その2 まだ撮るのかい?
原村犬生活を発信するのにオレもTwitterのアカウント欲しい。バウ・ワウ