長年、円は世界最強通貨で、円から何か他の通貨建て商品や金融資産に為替ヘッジせずして投資しても、その投資はなかなか成功しないという時代がずぅーーーーーーっと続いて来た。日本経済はかつては強かったが、平成時代に入り相対的に下落し続け、早くも20数年が経過した。現在35歳未満の日本人は、経済的成功体験というというものを自分やその周囲にあまり見た記憶がない人が多い。物ごころがついた頃から、ずっと下り坂に生き続けているのだ。
それでも円は多くの通貨に対し、長期的トレンドとしては上昇し続けている。「日本はこんなにダメなのに・・・」と日本人の多くが言うが、海外から見ればそうでもなく、日本の経常収支もずっと黒字であり、そうである限りは基調はやはり円高だろう。
【すごい数字 ↑ 出所: Reuters】
しかし、ついに日本も貿易黒字の呪縛から解放されたというか、赤字になったらしい(以前にもそれはあったことだが、定着はしなかった)。経常収支もやがてそうなるのか? もしそうならひょっとして長期的な意味での為替相場のトレンドが、大きな転換点を迎える日が来るのかもしれない。経済界では円高で苦しいと言う声が多いが、じゃあ超円安になったらどうなるか? ガソリン価格なんてすごそうだ。電気料金もすごいだろう。食品価格もすごいことになりそうだ。庶民の生活を直撃!!
【資料: Forecastcht】
上のグラフのとおり、思えば円高は長い道のりだ。40年の長きにわたり続くトレンド。
ブレトンウッズ体制が崩壊したのは1971年、この人(↓)のこの発表から。
この日から1ドルは360円ではなくなったのだ。それ以前は牛肉と言えばひどく高いものだった。外車なんてそうそうなかった。で・・・その後しばらくして本格的変動相場制に入った。
当時私はまだ小学生だったが、このニュースはよく覚えている。私の父の職業は金融関係だったのだ。そして当時の私の同級生の女の子のお父さんも同業で、しかも偶然その子のお父さんと私の父はビジネス上つきあいがあり懇意だった。両方の親が忙し過ぎて、二人で「今年の夏休みは親に旅行に連れてってもらえないね」なんて、話していた記憶がある。
最近では特に安いのはユーロ。というか昔に戻った感じだ。ユーロは一旦でたらめに上昇し、その後ブーメランのように戻って来た。1ユーロが今は100円の前後をウロウロしている。ポンドっだって安い。こんな時は欧州に旅行に行くか、欧州製品を買うか、欧州に投資すればいいしそれが楽しい。
それでも円は多くの通貨に対し、長期的トレンドとしては上昇し続けている。「日本はこんなにダメなのに・・・」と日本人の多くが言うが、海外から見ればそうでもなく、日本の経常収支もずっと黒字であり、そうである限りは基調はやはり円高だろう。
【すごい数字 ↑ 出所: Reuters】
しかし、ついに日本も貿易黒字の呪縛から解放されたというか、赤字になったらしい(以前にもそれはあったことだが、定着はしなかった)。経常収支もやがてそうなるのか? もしそうならひょっとして長期的な意味での為替相場のトレンドが、大きな転換点を迎える日が来るのかもしれない。経済界では円高で苦しいと言う声が多いが、じゃあ超円安になったらどうなるか? ガソリン価格なんてすごそうだ。電気料金もすごいだろう。食品価格もすごいことになりそうだ。庶民の生活を直撃!!
【資料: Forecastcht】
上のグラフのとおり、思えば円高は長い道のりだ。40年の長きにわたり続くトレンド。
ブレトンウッズ体制が崩壊したのは1971年、この人(↓)のこの発表から。
この日から1ドルは360円ではなくなったのだ。それ以前は牛肉と言えばひどく高いものだった。外車なんてそうそうなかった。で・・・その後しばらくして本格的変動相場制に入った。
当時私はまだ小学生だったが、このニュースはよく覚えている。私の父の職業は金融関係だったのだ。そして当時の私の同級生の女の子のお父さんも同業で、しかも偶然その子のお父さんと私の父はビジネス上つきあいがあり懇意だった。両方の親が忙し過ぎて、二人で「今年の夏休みは親に旅行に連れてってもらえないね」なんて、話していた記憶がある。
最近では特に安いのはユーロ。というか昔に戻った感じだ。ユーロは一旦でたらめに上昇し、その後ブーメランのように戻って来た。1ユーロが今は100円の前後をウロウロしている。ポンドっだって安い。こんな時は欧州に旅行に行くか、欧州製品を買うか、欧州に投資すればいいしそれが楽しい。