「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

ベタに鎌倉なブログを目指す(1) 巨福呂坂を抜け建長寺半僧坊へ

2012-01-20 00:00:59 | あちこち見て歩く
このブログについて「タイトルに「鎌倉」の字があるのに、内容には鎌倉らしさがあまり感じられない」とお感じの方もおられよう。そこで今回はどっぷり鎌倉に浸ってみよう。実は、そんなことは簡単。鎌倉は寺や神社だらけ。それを載せればスグに記事になる。



妻と私は自宅を徒歩で出発し江ノ電稲村ケ崎駅へ。ご覧の画像は駅前の踏切。画像のとおり、サーファーが往来する場所だ。ここから妙に運賃が高い江ノ電に乗って鎌倉駅へ。210円も運賃を支払うが、江ノ電は超ノロノロと走りアッと言う間に鎌倉駅に到着。運賃、高くない?



鎌倉駅東口を出たら小町通りを素通り。北上する。



八幡宮も素通り。本日はそんなところに用はない。その西側を通る。歩道が狭い。ちょっと嫌になる。



やがて巨福呂坂(こぶ(ふ)くろざか)にさしかかる。この先には小袋谷なんていう、字違いの地名もある。円覚寺や建長寺のある北鎌倉駅と市の中心部である鎌倉駅を結ぶ道なので、ここを大量の観光客が歩き回る。巨福呂坂は大昔から、外から陸路で鎌倉へ入るための代表的切り通しのひとつ。大昔の切り通しは少々異なるところに位置するらしいが。



巨福呂坂洞門。トンネルみたいに見えるが、切り通しの雰囲気を残すため上をくりぬいてある。



中の照明。月と星の組み合わせは好きな図柄だが、場所柄を考えると、なんだかヘンなデザインだと思う。



トルコの国旗を真似たのか?



着いた。疲れた。でもここからがもっと疲れる。
これが鎌倉五山第一位の建長寺。この中は奥深い。意外と静寂の世界。この中に住む一般の人もいる。実際かなり昔、不動産屋さんに(物件としての)家があると言って私は案内されたことがある。



巨福山。何かが違うと感じたが、「巨」という字に「・」があり、かつ他の2文字より少々小さい。



しかしいつ見ても、立派な眺め。浄妙寺の屋根と並び、この建長寺の屋根もカッコいいと思う。



「墓地分譲中」の看板あり。どうですか、あなたも? 建長寺にお墓を。石屋さんに連絡すれば簡単に買えますよ。



私は墓は不要。「葬式不要、墓不要、戒名不要。違法にならない間なら自然葬にしてくれ」と私の遺言状に書いてある。しかしそのうち墓が増えすぎて、墓を作ることの方が違法行為になるかもしれないが。東京都はすでに不足しているらしい。

建長 (改行)
興国 (改行)
禅寺

これは普通だ。



しかしなんだかこれは改行がバランス悪いように思うが、そんなことはないのだろうか。



藝術的木組み。しばらく見とれる。



広いので大変。しかも奥深い。



仏殿の前のビャクシン。樹齢700年だとか。すごい木である。生垣にされることが多いカイヅカイブキのお化けみたいだ。



仏殿の前はお香のニオイが漂って心地よい。



私達が向かうのは画像で言うと、左斜め下の方角の半僧坊。建長寺の一番奥である。その先の天園ハイキングコースに行く時間は今回はない。



どんどん奥へ向かう。いい加減疲れて来る。



建長寺で最初に払う拝観料300円はなかなか価値がある。途中は左右に「ナントカ院」「カントカ院」がいっぱい。キレイに清められた景色を左右に見ながら、有難や有難や。いっぱい有難や。



達磨大師。マグマ大使のような響きだ。これは最近中国から贈られたものらしい。後は深い竹林である。



さあ、いよいよ半僧坊が近付いて来た。真っ直ぐ行くのである。つまり、正面の急斜面を登るのである。勘弁してほしい。しかしそれくらいしないと有難みがないし・・・。

建長寺は禅寺であり、その境内に入って延々と歩いて来たわけだが、半僧坊に近づくにつれ、オッ!鳥居が。ここらあたりから雰囲気が少し変わるのだ。寺ではなく神がかりな雰囲気に。



うぅ~~石段の登りはきつい。有難や有難や。



昔々、この石段改修にお金を出した方のお名前がある。嶋崎さん、あなたは偉かった!



ずっと登る。ぶひぃ===☆



何十年も前に、半僧坊に寄付をされた方々のお名前とその寄付金額が書いてある。
そこに書いてある金額を読みながらぜーぜー言って石段を登ると、徐々にリアリスティックな有難みが増して来る(ような気がする)。「自分もお金出そうかなぁ~」なんて気にさせるシステムで、なかなかよく出来ている。実際、祈祷をしてもらうのに、そのレベルに応じた御祈祷料表みたいなものも掲示してある。有難や有難や。

 

ほぼ到着。カラス天狗がいっぱいだ。



横顔がなかなかハンサム。



天狗は、毎日鎌倉の山を見て、さらにその向こうの相模灘も見ておられる。



ほら、相模灘。鎌倉らしい風景画像に満ち満ちた、ベタに鎌倉な当ブログ。



鎌倉って、いいところざんしょ? 

*************** 【すごい画像数だったが、話はまだ半分。次回に続く】 ***************
コメント (2)
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