MIC HOUSEでたくさん飲んで食べてしゃべった翌朝のこと。
起きたら7度。ちょっと寒いわ。

ドガティ君もパーカーを着こんで出動。

ちょっと晩秋の雰囲気な原村のてっぺん。
ドガティ君は小さいねえ。

ドガティ君が小さいというより、道路が広すぎるのか? 誰も通らないのにやたら広い道路。
鹿の毛だ。ドガティ君がこの匂いを盛んに嗅いでいた。

ドガティ君は、パーカーがお似合いだ。

鎌倉のKAMAKULAXの製品。
サイズもぴったり。体型的にもフィットしている。
むむ、何かが見えたらしい。

じっと見つめているねえ。

何が見えたのですか?
あるいは何か聞こえたのですか?
私にはさっぱり何も感知できないけど。

この別荘地も四半世紀を過ぎ、あちこちの既存別荘において、メンテナンス工事が行われている。

いいことです。
はい、戻りましたよ。

それから朝ごはん。いろいろと食べましょう。

フリルフスリフのいちじくパンも食べましょうね。
鎌倉で妻がつくったフラワーアレンジメントを原村に持って来た。

花が長持ちする原村。
あ、朝日が射して来た。

この山荘に昔から飾ってある、カボチャ、あるいはウリの底面にフクロウの顔を描いた飾り物。たしかメキシコ製で、すごく安価だった。

ほこりだらけだったので、拭き取った。
この山荘を建ててくれたブレイスの丸山さんの四半世紀近く前の写真。

イロイロとお世話になり、ありがとうございます。
今もお世話になっております。
さあ、ドガティ君の二度目の朝の散歩に出よう。
気持ちいいね。

ドガティ君専属のインスタグラマーはドガティ君の撮影に忙しい。

そしてドガティ君を連れて歩く。

このあたりは標高1,500mほど。

諏訪地域に広がる雲が、眼下に見える。
雲に邪魔されて茅野市や諏訪市の市街地が見えない。
そうなのだ。
これはよくある状況で、このあたりは雲のはるか上になるのだ。
ここはよく晴れている。でも茅野や諏訪の市街地から空を見たら、明るい曇天なのだろうね。
下の画像で真ん中に見えるのはソフトバンクのアンテナ。

その後ろの山々を拡大して見てみましょう。
中央にツンと尖った槍ヶ岳が見える。

いい眺めでしょう?
散歩を続けましょう。

正面(真北)には蓼科山(↓)。

側溝を覗くドガティ君と、それを撮影するインスタグラマーの妻。

カラマツが芽吹いた。

毎年この光景を見ているが、本当に可愛らしいね。

阿弥陀岳を見ながら坂を上る。

あれ、何やってんだろ?

側溝の清掃だ。
三井の森やアルピコでは、別荘オーナーが便利なように広い舗装道路をばっちり用意して、別荘地を分譲する。
アスファルトで道路を固めると、雨水がその上をサラサラと大量に流れるので、側溝も必要になって来る。

大量の落ち葉は直接側溝に入って来るし、道路に落ちた落ち葉もやがて雨風に運ばれてやがて側溝に入って来る。
すると側溝が詰まることがある。

このように(↑ ↓)ね。

それでは側溝が側溝の用をなさない。
それらの落ち葉を側溝から掻き出し、側溝の周囲の道路上の落ち葉をブロワーで吹き飛ばしたりする作業が行われている。

かなりの体力仕事ですよ。
ありがとうございます。

それを何人かで手分けをするものの、広大な別荘地の幹線や枝道を延々何キロにもわたって作業して行くのである。
ここは三井不動産の別荘地でしゃくなげの丘というところだが、その下には三井の森すずらん平があり、その中の道路はすべてアスファルト舗装の道路だ。別荘地の道路全体に側溝があるので、この清掃作業の総距離はすごいものだろう。
そうした作業の結果、側溝がキレイになるのでした。

ご苦労様です。

別荘地をより快適に保つにはいろいろとインフラが必要だ。
しかしそのインフラを滞りなく機能させてゆくには、こうしたメンテナンス作業が必要なのだ。

この側溝清掃作業、あるいは冬季除雪作業、通年のごみ管理、公道沿いの草刈りや樹々の剪定、日々の定期的パトロール等は、我々が支払う別荘地管理料で成り立っている。
だから前回申し上げたとおり、本来有料で管理事務所に引き取って処理してもらうべきこのような粗大ゴミを、こっそりゴミ・ステーションに捨てて行くなんて行為はしてはいけない。

オーナー全体の費用負担に寄りかかって、本来自分が受けた便益に見合う費用を払わずに済ませるこの行為は、経済学で言うところのフリーライダーであり、恥ずかしいことだ。
そうした人のそうした行為が頻発すると、そのせいで、やがてオーナー全体の費用負担が引き上げられてしまう。この便座やガスコンロ等を捨てた人は、早く引き取りに来てください。
【つづく】