また別の日のこと。
朝からせっせと外で作業。

気持ちいいなぁ。
周囲に人が少ないって、寂しいんだけど、楽だね。ヘンなストレスがない。

昔から何度も見ている景色だけれど、木々も成長したり倒れたりするから、景色も微妙に変化している。

山荘の周囲は落ち葉だらけ。

周囲にはカラマツも多い。

カラマツって下の方の枝をどんどん自分で落とすので、その枝を拾い集める。
30cmくらいの長さに折って、この玄関脇に置いておく。
玄関ドアの上には大きな軒があるので、雨除けになってちょうどよい。

こんな具合だ。

薪ストーブの点火の仕方は人それぞれみたいだが、私はこのカラマツの枝を点火時の焚き付け材として使っている。だから濡れては困るのだ。
「こんにちは、ドガティです。これからどこかに連れて行ってもらいます」

別荘地を出る。

「そこしか行くところはないのか?」と思われそうだが、今回も農場(八ヶ岳中央農業実践大学校)へ。
「おとーさん、そのおもちゃ、投げてください」

誰もいないわー。
こんなに広いところを独占しちゃっていいのでしょうか?

独占禁止法に引っかからないかしら?
猛禽類の模型が風を受けてフワフワ。

農場のこの広場の地中にいる虫を食べに来て、芝生をほじくり返してしまうムクドリを寄せ付けないよう、設置された仕掛けらしい。
ムクドリによる被害はご覧のとおり(↓)。

芝がボロボロだ。農場の管理も大変だね。
おもちゃを咥えて悦に入るドガティ君。

農場内を移動しましょう。
前回来た時はまだ葉がたくさんついていた桜は、すでに完全に落葉していた。

「さあ、おとーさん、おかーさん、ここで弾けましょう!」

おもちゃを追うドガティ君。

咥えて走り回る。右へ。

今度は左へ。

そしてカミカミ。

また左へ。

「咥えたおもちゃはおかーさんには渡さない」

「あ、おかーさん、両手使うのは反則だぞ。ボクは口しか使ってないのに」

「これはボクの。カミカミカミカミ」

「幸せだなぁ」
さて、次はお買い物だ。

八ヶ岳中央農業実践大学校では野菜もたくさん生産している。

私が買いたいのはジャガイモではなく、長ネギでもない。

そうそう。これこれ。レタスとキュウリ。

お買い上げ~。
まだ遊んでいるドガティ君。夕陽が眩しい。

移動してAコープ原村店へ。

入口の近くに、生産者氏名を表示した地元の野菜が安く売られている。

前回お見せしたニンニクもここで買ったものだ。
魚も結構ありますよ。

信州らしいのはこれ。塩丸いか。

ワカサギ、小鮒、イナゴを揚げたり佃煮にしたり。

自分で揚げたい人には、生のワカサギもあるよ。

鯉の旨煮。

神奈川県のスーパーでは見ないものが、ここにはたくさん。
馬刺しも置いてあるよ。

友の会会員(私は会員)限定で感謝祭プレゼント。

専用の用紙をもらったら欲しい商品に〇をつけて、住所、氏名、電話番号を書いて、この箱に入れる。

当たりますように。
山荘に戻る頃には完全に陽が落ちて、外は真っ暗。
鹿が山荘の前を歩いていた。
夕食を簡単に済ませた。
寝る前に琥珀の秋を飲みましょう。

あとは風呂にはいって寝るだけ。

また1日が終わりましたねえ。

【つづく】