ドガティ君は笑っていない。
「だってボク、これが嫌いなんですもん」
「ボクは本当に嫌なんです」
「おとーさん、助けてください」
「この台に乗ったまま、ずっとキレイキレイされるのが苦手です」
プッチーニの曲をパヴァロッチの歌でどうぞ♪
Puccini: La bohème, SC 67 - "Che gelida manina"
本日はイタリアンだよ。
久しぶりのトリッパだ。
パセリ、シメジ、ニンニク、ニンジン、タマネギ、豆の缶、セロリ。
こちらが稲村ヶ崎駅前はぶか牛肉店で購入したハチノス(牛の胃袋)。
冷凍状態だ。
これを下処理する。
酢を入れてね。
煮沸すること最初は10分。
下処理作業は長くかかるので、その間に適当なランチ。
西友オリジナルのカップ麺で、辛味ソース焼そばと辛味ヌードル(汁麺)。
またそれ? と驚かれるかもしれない。
そうなのですよ、またそれなのです。
二つとも食べるよ。一つじゃ足りないからね。
最初は10分で茹でたハチノスを水洗い。
まずはこれくらいで勘弁してあげよう。
そしてまた酢を入れて茹でる。
今度は20分ほどね。
その間に野菜を切る。
ニンニク、タマネギ、ニンジン、セロリ。
香味野菜のオン・パレードだ。
さらにパセリ。
いい香りだね。
茹で上がるハチノス。
こちらが(↓)、ランチ。
カップ麺の焼きそばだが、勝手に添えたパクチー付き。
何度食べてもこれがおいしいの。
強烈なスパイスのふりかけ付きだからね。それにパクチーは合うよ。
なんだかよくわからないが、肉片(↓)もあるよ。
さあ、二度目の茹で上がり。ここまでで合計30分を酢を加えた熱湯で茹で上げている。
そろそろ疲れ始めているね。
でもまだ茹でるよ。
こちらは西友オリジナルの辛味麺で汁麺。
またパクチーを添えた。
これもおいしいのよ。
みなさんにお勧めする、この簡単な料理。
カップ麺で辛味シリーズにパクチー♪
さて、ハチノスをまた茹でよう。
今度は30分。酢を加えてね。
3回に分けて10分 + 20分 + 30分の合計60分これを茹でることになる。
酢を加えてね。
酢を加えなくてもいいかもしれず、60分より短くてもいいかもしれない。
これは好みだ。
そして最後の水洗い。
出来上がりました。
これを切る。
鍋にオリーブオイルとニンニクと唐辛子。
加熱して香りが出たら、用意されたタマネギ、ニンジン、セロリを投入してよく炒める。
そうしたら、弱火にして蓋して加熱。
ストウブ得意の蒸し煮だ。
炒め作業をしなくても適度に野菜が蒸され、炒められた状態になる。
そこに茹でられ切られたハチノスを投入する。
水を加えて煮る。
マギーブイヨンを投入する。
あとで味見してその状況に応じて、クレイジーソルトや胡椒を足しましょうね。
コンチャ・イ・トロの最廉価盤シャルドネを出して来る。
鍋に200ccほど注ぐ。
煮立てる。
そしてアルコールを飛ばす。
そこで概ね完成だ。
そのまま蓋しておきましょう。
これからまた午後の用事だ。
夕方にまた作業を再開する予定。
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夕方になり、ドガティ君の運動&散歩も終わり、調理再開。
奥はトリッパ。
手前は翌日の朝のための茹で卵。
翌朝のサラダも作ろう。
それにゆで卵を加えて、冷蔵庫へ。
しめじとミックスビーンの缶。
「ボクもほしいなぁ~♪」
あかんて。なんだ、その目は?
あんたはこんなん食べたらろくなことにならへんって。
豆を全部鍋へ。
「おとーさん、1個でいいからおくれ」
それはないねや。
悪いな。あんたの健康のためには、ロイヤル・カナンのミニ・アダルトさえ食べてたらええの。
シメジも入れる。
これで完璧。
味見してよければそれでオッケー。
パセリでも加えてちょ。
料理に使った白ワイン、コンチャ・イ・トロの最廉価盤を飲みましょう。
絶対おいしいんですわー。
内臓系がダメな人でも、これなら食べられる。
みなさんトリッパを食べましょう。
お代わりも、もらいましょ。
江ノ電稲村ヶ崎駅前、はぶか牛肉店へどうぞ。
トリッパを売ってくれますよ。