「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

神奈川県立茅ヶ崎里山公園は名前のとおりのどかな公園だった

2023-03-07 17:40:52 | あちこち見て歩く
春だね。

「さて、ボクはどこへ連れて行ってもらえるのかな?」


クルマに乗って自宅から40分ほどだ。

途中JR辻堂駅周辺で軽い渋滞があった。

着いたのは、神奈川県立茅ヶ崎里山公園の北駐車場。


この公園は駐車場が3つもある。

北駐車場以外には、東駐車場と西駐車場がある。

でも北駐車場がいいよ。なぜなら北駐車場だけが無料だからだ。

皆さんここへ来るなら北駐車場をご利用ください。

北駐車場前の景色はこんなのどかなところだ。田舎だね。


この公園は神奈川県茅ケ崎市芹沢というところにある。

湘南の街のひとつである茅ヶ崎市と言えば、海のイメージがあるが、この芹沢という地域は茅ヶ崎市の北端にあり、海とは縁遠く、むしろ山と畑ばかり。ここは「里山公園」というくらいだもんね。


私が今いるのはここ。北駐車場近くのトイレの前。


妻がトイレに行ったので、心配そうに見守るドガティ君。


これがそのトイレ。


交代で今度は私がトイレに行く。

これがなんともちょっと恥ずかしいトイレだった。

男子小用は、トイレの入口から丸見え。


この男性用トイレ出入口の前を、トイレを利用しようとする女性たちは通過する。画像左手の便器で私が小用を済ませたあと、うっかり早めに右を向いたとして、その瞬間この出入口の前を女性が通ったら、私は露出狂扱いである。

もうちょっとなんとかしてほしいな。

立派な建物が出来ていた。さすがは県立公園だ。


ここは里の家というらしい。

それとは別に谷の家というものもあるらしい。


公園の中心にある道を、北から南へ向かって歩いてみましょう。

下り階段はワンコの場合、腰に悪いというので、ドガティ君は抱っこ。


初めての場所だ。

ドガティ君は匂いが楽しめるはずだ。


フキノトウ。


ノビル。


「てへ。ここ、楽しいですね」


匂いを嗅ぎながら、ドガティ君はサクサクあるく。

あっち行ってこっち行って。全部をチェックする。


忍者、あるいはコソ泥のように。ささささ~。


アオキが赤い実をつけていた。アオキは、鎌倉でも暗い林にはよくあるね。


匂いを嗅ぎまくるドガティ君。


何かわかりましたか?

初めての場所は、とても面白いらしい。

ここにもノビル。ノビルだらけだね。


ここは「里山公園」っていうだけあって、林と畑が入り混じっている。

大根畑になるらしい。


その横を通り抜ける。


池もある。鵜らしき大きな鳥がいたな。

たぶん鵜だと思う。


この公園は、鎌倉の広町緑地をもうちょっと大規模にして、もっと開けた場所にしたような公園だ。

こちらがさっき看板のあった谷の家だ。


この公園内で発見されたという江戸時代の道祖神。


建立は1703年だそうだ。


その隣は孟宗竹の林。


孟宗竹前でドガティ君の記念撮影。


彼はめんどくさそう。

これは報国寺境内の画像じゃないですよ。ここは茅ヶ崎市芹沢。


たまねぎ畑。


さらに南へ。


小麦畑。


茅ヶ崎というと市内はほぼ平らだが、南が海で北へ行くほどわずかに海抜が高くなる。

しかし市内北端のこの公園は北よりも南が高い。公園内を北から南へ歩くうちに、我々はずいぶん上がって来た。


この小高いところ(↓)がこの公園内で最も高い場所だ。



ここからは、見晴らしがいい。

遠くに大山が見えるね。


あちらには富士山も見える。


ここはこの公園の南端で、一番人も多いところだ。

とは言え、ご覧のとおりそんなに人もいないけどね(笑)。


クロガネモチ。


鎌倉でもおなじみの木だ。

南北に細長いこの公園を我々は北駐車場から南下して、今公園の南端にいるわけだが、これから先はまた別の道を通って公園を北上し、北駐車場に戻る。


俄然やる気のドガティ君。


妻も張り切って歩き、ドガティ君をリードしている。


公園内にも畑はあるが、公園の周囲も農家と畑だらけだ。


大した起伏ではないものの、上がったり下がったりはあるよ。

この先は公園に隣接しながらも、公園外の一般道になる。そこを北上する。


途中に道祖神があった。


もはや読み取れない。


梅も咲いていたな。


のどかな道だ。

茅ヶ崎市芹沢ってこういうところなのね。

日本昔話。私が生まれて初めて土地を買おうとしたのは、今から34年前のことだ。神奈川県の土地価格はその頃がほぼピークだった(その直後に不動産バブルが崩壊し、その後の長期にわたる土地価格の下落が始まる)。

当時まだ30歳になるかならないかの私の話を聞いて、ある不動産屋さんが私に「あなたでもなんとか買えるかもしれない土地があるのがこのあたりだ」と言って、私をクルマで連れて来てくれたのが、この茅ヶ崎市芹沢だった。


いいところじゃないの。のどかだよ。

無人野菜販売所がある。


コキアでつくった箒を買うか買わないかで迷って買わず。


あとは野菜を眺める。


なんでもあるねえ。

しかも安い。


アイスプラント(下の画像の左下)って何だ?


我々より先にある男性がこの無人販売所に入り、でっかい大根を買って行った。


むむ、たしかに大根が安い(↓)。


その先には腰掛神社がある。



「腰掛」って名前がいいね。

渋い眺め。


入ってみましょう。


神社の社務所が芹沢公民館を兼ねている。


この神社は地元に根付いているんだろうねえ。

本殿を参拝。ドガティ君はだっこ。


いつものとおり「カネと健康、カネと健康、カネと健康・・・」と唱える。

「よろしくお願いします」


こちらの狛犬は足元に玉。玉持ち犬だ。


狛犬ではよくある形だ。

こちらの狛犬は足元に狛犬の子。子連れ狛犬だね。


安産とか子孫繁栄とか。

これから子宝を授かろうという方は、どうぞ腰掛神社にお参りください。そしてこの狛犬に触れましょう。

面白いことに、この狛犬の子は仰向けになるくらいに反り返り、頭を下に向けて親を見上げている。


顔が上下逆さまで、かわいい。

このポーズは珍しいね。かなり珍しいと思うよ。

見る価値ありだ。ぜひ腰掛神社にお越しください。

こちらが腰掛玉石。腰掛神社の名前はここから来る。


この神社は地味だけど、大変なものよ。

日本武尊が東征する際、この玉石に腰掛け、我々がさっき見た神奈川県が誇る名峰、大山を見て休憩したという伝説があり、そこから腰掛神社という名前がついた。


大山って覚えていますか?

先に見たこの立派な山ね(↓)。



その伝説はこちらに書いてあるよ。


腰掛玉石を上からも見ましょう。


さてこのお散歩も終盤だ。


再び公園内に入り、最初に通った道を逆向きに歩きましょう。


ドガティ君、楽しかったですか?

匂いをいっぱい嗅ぎましたか?



さあ、家に帰りましょう。

皆さんも、茅ヶ崎里山公園へどうぞ。

ウェブサイトはこちら⇒ http://www.kanagawa-park.or.jp/satoyama/


コメント (14)
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