これ(↓)はポール・アンカのある古いCD(↓)の中の1曲で、My Way♪ フランク・シナトラで最も有名になった歌だが、元々はフランスの歌で、それに英語詞をつけたのはポール・アンカだ。
My Wayはポール・アンカの歌でもヒットした。エルビス・プレスリーもよく歌ったが、日本では布施明さんが繰り返し歌って、かなり有名である。
このYouTubeはポール・アンカがその曲をあのボン・ジョヴィとデュエットするというレアもの。
My Way♪
なかなかいいでしょ?
本日は雨。朝からかなりの雨。
庭の植物はみなうれしそう。
シークワーサーはまだ実をつけていない。
ウルフアイはボトボト。
クルマで出かけよう・・・と思ったら、サイド・ミラーが動かない。
もうあちこち壊れるなあ、この古いクルマ。
次から次と。
今年は先にエアコンが壊れて取り替えたし。
昨年は四駆のトランスファーが壊れて取り替えたし。
結構な出費だった。
怒り心頭な私は「もう買い替えるぞ・・・」と呟いたら、サイド・ミラーが動いた。さすがにクルマとしても焦ったらしい(笑)
16年以上経ったこのクルマは、もし買い替えられたら廃車にされそうだから、怖かったのかも。今後は車内で「買い替えるぞ」と言い続けることで故障を減らしてもらおう(笑)
すぐに目的地に到着した。
業務スーパー津西店。略して業スー。
たくさん買い物をした。
安いからね。
鶏屋さんのハーブウィンナーにベーコン。
豚ではなく、鶏肉のウィンナーなのか??
ベーコンがこれまた安い。
フルーツティ、ヨーグルト、マーマレード、ナンプラー、カマンベールチーズ、ワンタンの皮。
これらは驚くほど安い。
鶏モモ肉、豚挽肉、長ネギ、タマゴ。
これらはたいして安くない。普通だ。
業スーって、業スーらしい商品が安い。
肉野菜の生鮮食料品の類はそれほどでもないのが多いね。
Amazonから届いた商品。
これはタイ産ジャスミン・ライス。
それぞれにお安いところから購入。
先日、中谷耿一郎さんのこの本をこのブログで紹介した。
大岡敏昭さんのこの本も紹介した。
建築家はひとりよがりな家を建てて満足するが、それでは街並みは美しくならない。ハウスメーカーや工務店は受注するだけで精一杯で、施主に注意を促すなんてこともしないし、そもそも街並みなんて考えていない。
こんなところこそ行政の出番なんだろうが、日本の行政にはアートなセンスが欠落しており、それゆえ日本の都市や郊外や田舎の景観が現状の如くになっているわけで、これも期待が持てない。
著名建築家の隈研吾氏が自動車メーカーのために建てた建物がこれで、今は斎場として利用されている。意図的に東京の混沌としたイメージをひとつのデザインにギュッと押し込めたらしいが、そのため建物としてはかなり醜悪だねえ。こういう巨大で醜悪なものを街に据え付けようという感覚が私にはわからない。
一方、上で挙げた本は、どちらも建物単体ではなくその集合体としての街並みをどう美しくすべきかを論じた部分があり、それゆえ個々の建物には周囲への配慮があるべきと主張していて、私は優れた本だと思っている。
中には建築家であっても、家そのものよりはその集合体としての街並みを考え、それを本にしている人がいる。この本も以前このブログで紹介したことがある。
中山繁信さんの「美しい風景の中の住まい学」だ。
いかに街並みを美しくするかということがたくさん書かれてある。
そのひとつが、基本的なこととして「家の正面は道路に向いてほしい(黄色の破線)」ということだ。
先に紹介した2冊の本もそうした主張を含む。
考えてみれば、当たり前のことだ。
章のタイトルに続いて副題には「正面に尻を向けて座るべからず」とある(笑)。
ご覧のとおりだ(↓)。
下の画像で、左の家と右の家がそれぞれずらっと並んだ通りを想像してみてください。
街並みとしてどちらが良いかは明らかだ。
南ばかりをありがたがり、道路側から見た住宅のデザインをないがしろにすることは、景観的に当然宜しくはない。日本の住宅街は少々不思議な景観を呈していると言えるだろうね。
中山さんは左官を使わない最近の工事についても異論があるようだ。
内壁について、土やモルタルを塗ったり塗装をするということがなくなってしまって、ビニールクロスを貼ることが普通というかほとんど標準になってしまった現代の家づくり。その結果左官という仕事が絶えてしまいそうになっている。
中山さんが嘆いているのは内壁工事のビニールクロス化だが、実は今の住宅建築現場では、もっと深刻なことが外壁について見られる。
土、金属、モルタルを塗った上に塗装、あるいはレンガを積む、コンクリートの打ちっぱなしにする、タイルを貼る、木の板を並べて貼る。これらはずべて昔からある外壁の基本的な素材、工法だ。
しかし今ではそれら全部がサイディングボードというもので置き換えられつつある。それは、板やレンガやタイルや塗り壁やコンクリートの打ちっぱなしにちょっと見は見えるがそうではなく、窯業系あるいは樹脂等で作られ凹凸のある模様が描かれた工業製品で、現場で採寸して、工場でそれに合わせて切ってきたものを現場に持ち込み、外壁にペタッと貼るだけで工事が終わる外壁材である。
よく見れば本物でないことはスグわかるが、工事が簡単で失敗は完成時点ではほぼない。内壁のビニールクロスと同じ発想だ。しかしコンクリートや板やレンガに見えても実際は違うので、経年劣化は不自然になる。
例えばコンクリートに見えるのに、継ぎ目が裂けたり、反ったり、日焼けしたりすることがありえる。またコンクリートに見えてもそうではないわけで、将来は表面に被膜をつくる塗装を繰り返さないと、外壁が吸水していしまう。
しかし新築工事する側にとっては楽なことなので、それが優れた建材であるという理解や合意の形成に、建材メーカーや工務店が皆を誘導している。日本は次々とこういう新建材が現れるのですねえ。
さて、本日は焼鳥丼だ。
まずはサラダをつくる。
業スーの鶏モモ肉から余計な部分を切り取ろう。
分厚いところはあちこちに切り目を入れる。
こちらは鎌倉東急ストアで買った紙パックの2リットル入りのお酒。
17度とちょっと濃い。
これが意外にイケる。
我が家では紙パックの酒が冷蔵庫にあって、それを料理に使うが、私も飲む(笑)。
これ、1,000円もしないのに、わりにいいよ。
醤油、酒(界を使う)、みりん、砂糖、ブラックペパー。
これがタレだ。
チキンをフライパンで皮目から焼く。油は要らない。
皮からどんどん脂が出て来る。
それをこまめにふき取りましょう。
出た、床舐め犬のドガティ君。
こんな具合にフライパンを拭いて、何度か脂を除去する。
「おとーさん、ええにおいがすんなぁ・・」とドガティ君が言う。
あかんで、犬はこんなん食べたらひっくり返るから、あかん。
ぜったいあかんよ。
ほぉ~ら、皮目がうまく焼けた。
しばらくこの状態で焼く。
蓋しておこうね。
そして再びひっくり返して皮目を下にする。
そこに先ほどのタレを入れる。
おぉ~、いい香り。
「ボクにも少しはくれるんかなぁ~」「うまそやわぁ~」
もらえへんよ。
暇なので界を飲む。
そしてタレをからめながら、じっくり焼きましょう。
出来ましたよ。
うまそう。
「あのぉ・・・ボクも食べたいねんけど」
「おなかへってんねんけど」
ひっくりかえしてまな板に置く。そして切る。
ごはんを入れたどんぶりにそれを載せる。
もみ海苔と七味をかけて、完了だ。
いやぁ~、めちゃくちゃおいしいよ。
私ってなんて上手なんでしょ(笑)。
おいしいランチでした。
中山繁信さんの「美しい風景の中の住まい学」という本について、以前紹介した投稿はこちらだ: