鎌倉市内を歩いていると、「鎌」の字がついたマンホールをよく見かける。
我が住宅地(鎌倉市七里ガ浜東)もそれだらけだ。
汚水とか雨水とか下水とか書いてあることもあるし、何も書いてないこともある。

鎌倉市の市章はササリンドウで、これもよく見かける。

七里ガ浜東の土地の多くは1960年代に造成され分譲されたはずだが、東京都の都章をつけたマンホールが多くみられる。その当時からあるんだろうねえ。

日本電信電話公社(略称電電公社、現NTT)のマンホールもいくつか見かける。T(電信)とT(電話)をデザイン化したものだ。

日本住宅公団のマンホールもある。成れの果てが現URで、正式名称は独立法人都市再生機構。

私が知る限り、七里ガ浜東では、日本住宅公団のはこれひとつだけだ。
一旦作った組織はなかなかなくならない。国民に住宅を供給する公的サービスという使命はとっくに終わっているが、今もURはいろんな使命(?)を帯びて存在している。

吉岡里帆ちゃんが出て来ると「URっていいな」という気になる。
UR賃貸住宅 ブランドCM「取材」篇
仕切弁(弁を操作して、工事などの時に水を止めることが出来る)もあちこちにある。

いろんなデザインがあるが、かならずどこかに「水」と書いてある。左端が切れた〇の中に水。
神奈川県営水道のものだ。

この仕切弁は他より大きいが、やはり左端が切れた〇の中に水。

七里ガ浜住宅地の中で最近私が発見したのはこれ(下の画像)。

これも仕切弁だが相当古い。
左端が切れた〇に水は同じだが、字が昔風だ。
弁ではなく、弇を使うのは戦前のものだ。
IMEパッドでも使わないと、書けない字だね。
弁も弇も辯も戦後はみんな弁になってしまっている。
しかも右から「弇←切←仕」と読ませるようになっている。
弇を拡大して見てみましょう。

七里ガ浜東に持って来られる前は、これはどこで使われていたのかね?
この仕切弇が口がきけたたなら、今までに見て来たことを聞いてみたいもんだ。
ちょっと前にこのブログで鎌倉市内の水道みち(県北西部の半原水源から横須賀海軍基地へと敷設された水道が地下に埋められている道路)をご紹介したことがあったが、滑川の近くでみた蓋も同じ弇の字を使っていたね。
こちらがそれだ。右から安全弇(あんぜんべん)と書いてあり、海軍の水道に使われる錨と波のデザインが見られる。

弇の字をご覧ください。

七里ガ浜東に話を戻そう。
また別の「弇」を見つけた。
先ほど見たのは仕切弇(あるいは仕切弁)と書いてあるものばかりだが、こちらは制水弇と書いてあるね。文字の順番も右からだ。

古そうだ。
これもおそらく戦前のものなんだろうね。
〇の中に水と書いてあるのは同じだが、こちらは〇の端が切れていない。

いろいろあるねえ。
さて話を切り替え、本日のランチ。
岡田美里さんのレシピでピビンパ丼だ。
かつて日本テレビの番組でえなりかずきさんが岡田美里さん宅を訪ね、そこで一緒にこのどんぶりを作るという企画があった。14年前の話だ。

それ以来、暑くなって来るとこれが食べたくなって、年に1~2度はずっと作っている。

野菜サラダを用意しておいて。
モヤシ、ミョウガ、キュウリ、ナス。

ミョウガは粗めに切った。

モヤシは軽く茹でる。

おいしそう。

キュウリは細く切る。

ナスも細く切る。

肉そぼろは砂糖、醤油、酒で煮込むだけ。

岡田美里さんは牛肉を使っていたが、我が家は今回鶏モモの挽き肉を使う。

このように煮るだけ。簡単です。

キュウリとナスはごま油で炒める。

おいしそうだ。

キュウリとナスは一緒に炒めるとナスがごま油をぜんぶ吸ってしまう。
先にキュウリを炒めて、あとからナスを炒めた。

挽肉は完全に煮詰めずに、少しおつゆが残るくらいにしておこう。

そうするとごはんがおいしく食べられる。
盛り付け完了。簡単。

最後にコチュジャンと白ごま。さらにお好みで七味。

これをですねぇ、底からスプーンでかき混ぜて食べるのです。

ごま油が香り、コチュジャンが香る。
甘くて辛いよ。

よぉ~くかき混ぜましょう。
ぐちゃぐちゃにして食べるとおいしいのだ。

簡単でオススメのレシピですよ。