前回の続き。
それでは出かけましょう。お直ししたいジャケットを持って。
国道134号線を西へ。
前にはボルボ。
その前にはまた別のボルボ。
腰越に向かう私の前には、2台連続でボルボがいた。
ボルボ・カー鎌倉は目の前。
ちょっと見てみましょ。
ブルーがイメージカラーのボルボ。
スウェーデン。
ボルボXC90ってでっかいわー。
それにすっごくお高い。
マンションみたいなお値段。
中古ワンルームが2つくらい買えそう(笑)。
Bってことは、マイルド・ハイブリッドだね。
クルマのイメージを決定づけるボディカラーと内装シートの選択。
さらにシートの選択は同じ色で素材が3種。
ブラウンも同様。
他にもキャベツやブラックやグレーやブルー。
なんとシンプルなギヤシフトなんでしょう。
ボルボなんて初めて見せてもらった。
そう言えば学生時代に私が家庭教師として通っていたお宅がずっとボルボに乗っておられたな。
四角いボルボだった。昔のボルボは四角かった。
ありがとうとお礼を言い、ボルボ屋さんを出る(笑)
鎌倉市中心部へ移動する。
鎌倉駅西口、市役所方面に向かい市役所前の交差点を右折し、六地蔵交差点に裏から出て来る。
左折して由比ヶ浜商店街を抜ける。
やがて若宮大路と交差するところが、下馬交差点。
下馬を横ぎり、大町四つ角、くるっと回って鎌倉郵便局横へ。
そこでいつもの赤信号につかまる。長い長い赤信号。
あら、早稲田ゆき議員(衆議院、立件民主党)のクルマだ。
クルマを駐車場に入れて、私が向かうのは鎌倉東急ストアの6階だ。
おしゃれ工房ね。
このハリスツイードのジャケットのお直しについて相談に行くのだ。
これは前回申し上げたとおり36年前(1987年)に購入した2つボタンのジャケットで、古いからボタンの位置がかなり低い。最近のは逆に高いからね。
相談の結果、なにか修正出来るとしたら、クラシックな(米国的段返りではなく普通の)3つボタンに変更することだということになった。
今ある上のボタンのさらに上に新しくボタンを1つつけるが、それにともない襟が全体的に少し上に移動する。ぎゅうぎゅうプレスして襟の形を少し変えるらしい。
しかしそのお店には、ジャケットにすでに付いているボタンと同じボタンは売られていないわけで、そのボタンは似たようなのを探して来て自分で用意しないといけないと言われる。
「このあたりではどこのお店がボタンを一番たくさん扱っているのでしょうか?」と私が尋ねると、「スワニーってお店だけど、わかる?」と店員さんはおっしゃる。スワニーなら私もよく知っている。店内でオトコを見かけることがない(笑)、布だらけの大きなお店だ。
ではそこへ行ってみよう。すぐまた帰って来るからねー。
東急ストアを出て、途中パタゴニアの前を通る。
パタゴニアがビールを売っているのか??
へぇ~、今度飲んでみよ。
スワニーに到着。
やはりスワニーの店内に1階から3階までオトコはいない。
店員さんもお客さんもオンナだらけ。
そこをかき分けかき分けボタンの売り場へ。
画像中央部の黒革の丸いボタンの上段右端280円のが大きさ的にちょうどいいだろう。すでにジャケットに付いている他のボタンと見分けがつかないはず。
それを1つ購入して、再び鎌倉東急ストアに帰る。
レンバイ前を通過。
そしてまた鎌倉東急ストア内6階のおしゃれ工房へ。
「ボタン1つスワニーで見つけて来たヨー」とお店に戻ると「あなた、早いわねぇ」と店員さんに感心されてしまった。
また「このボタンなら他と区別つかないから大丈夫」とも言ってもらえた。
そしてお直しを依頼して、下の階へ移動する。
お買い物だね。昼飯としてのお弁当を買う。
そして帰宅。
これがお弁当。
ランチにしましょ。
檸檬堂のチューハイを飲む。
しばらくしたらボルボ屋さんから見積もりが届いた。
車両本体やこちらが希望するもの以外にもいろいろと諸費用がかかるのね。
昨年(2022年)登録でまだピカピカだけど、格安な中古車を購入しようと私は考えてそれを探した。
丹念に探すと同型の新車を買うより、300万円近く支払額を下げられるはずだ。
調味料や小麦粉の価格と同じ。1,000円以下でちょっと前までは食べられた有名店のラーメンが1,500円するなんて今じゃザラだ。西友七里ヶ浜店で中型トマトが税込み1個300円を超える時代だ。それと同じ。クルマの価格って直近でめちゃくちゃ上がってるからね。慎重にね。
ボルボ・セレクトという制度を使えば全国のボルボ販売店にある新しい中古車から、新車購入時にそのクルマに付けられたサービス機能をそのまま利用しながら、近所のボルボ販売店でそれを買うことが出来る。クルマは陸送される。私が探していた新しいが格安な物件は大阪のボルボ販売店にあった。さて、どうしましょ。
慌ただしく半日が終了した。
【つづく】