「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

Dr Pepper(ドクターペッパー)@鎌倉七里ガ浜⇒塩ビ管の鳥居 for 巨福稲荷大明神⇒自動車事故のニュース

2023-10-11 11:04:25 | 食べ物・飲み物
みなさん、もっとDr Pepperを飲みましょう。

日本ではコカ コーラ ボトラーズジャパンホールディングスが販売しているが、同社のコカコーラやファンタみたいに爆発的に売れたことはなく、かと言って他の商品のようにすぐ姿を消すこともなく、何10年もの間細々と販売が続いている不思議な商品だ。


味と香りが独特、特異な存在なのである。

「得体のしれない味」なんて揶揄されることもある。「どこがおいしいのかわからない」と言う人もいる。

古い米国のCMをどうぞ。

Dr Pepper Commercial (1975)

私が好きな、あのバリー・マニロウが歌っている。ランディー・ニューマンの作品だ。

上のCMソングの歌詞の最後にあるが・・・
It’s the most original soft-drink ever in the whole wide worldなのである(↓)。



本当だ。

19世紀ですよ。1885年に米国で販売が開始され、コカコーラよりも長い歴史がある。製造方法はよくわかっていない。23種のフレーバーを混合しているらしい。それにより、Dr Pepperは他が真似出来ない味と香りを維持している。

日本で爆発的に売れたこともないのに、いつまでも延々とわずかな量が売られているにはそれだけの理由があり、とても販売中止に出来ないだけの恐ろしいほどの歴史とストーリーがある飲料なのだ。

興味ある人は調べてみてね。例えばですよ、そもそもですね、なぜ「ドクター」って言葉が商品名に付くのか? 普通、それってかなり不思議でしょう?? それもまたこの不思議な商品の歴史であり、いろいろと面白いのですよ。

おいしいよねえ、かなり複雑な味だよねぇ・・・と私は思うのだが、私に同意できる人を私はあまり知らない。


さあ、皆さん、日本ではコカコーラ ジャパンボトラーズホールディングス株式会社が売るこのDr Pepperの歴史をまずは調べたうえで、改めて飲んでみましょう。その複雑な味に気づくことででょう。どうして1885年にこんなもの(今の製品とまったく同じ味ではなかったらしいが)を作ることが出来たか? 当時の人はどれだけこれに驚いたか?

バリ―・マニロウは半世紀ほど前に同製品のCMソングを歌ったわけだが、数年前に同製品のダーク・ベリー味が期間限定で出た時に、そのCMに出演した。

Dr Pepper Dark Berry is Back 🍒 Barry Manilow Summer 2022 Jurassic World Dominion 🦖🦕

途中で彼が挙げる「LOLA RICO TONY MANDY」という名前はすべて彼のかつてのヒット曲に出て来た名前だ。

最初の3つがコパカバーナという曲、最後のMANDYは同名のタイトルの曲の歌詞に入っていた名前だ。

LINDAなんてのもあったけど、それは出て来ないな。それはマニアックな話だ。

特異な味と香りで、日本ではファンがおそろしく少ないDr Pepper。

みんなもっと飲んでね。コカコーラの日本法人をもっと盛り上げてね。

さて、話は急に変わる。

巨福山建長興国禅寺(=北鎌倉の建長寺のこと)の巨福山稲荷大明神のお話だ。


建長寺の守護を担っていた稲荷社だ。

江戸時代(1787年)に東谷和尚が寄進して、建長寺境内総門から見て三門(山門)の左手に出来たもので、明治時代になって出来た一番奥の半僧坊よりも古い。・・・というだけで、本当に小さくて特徴がない稲荷社だ。しかしそれでも建長寺を守護して来たのだ。

敢えて特徴を言いますとね、2点ある。1つは鳥居、1つはタヌキ。

まずは鳥居から。上の画像をよく見るとわかると思うのだが、こちらの鳥居は塩ビ管に朱色を施しただけのものなのだ。

これ(↓)、どうみても塩ビ管でしょ?



単に費用の問題なのだろうけど、塩ビ管で鳥居を作ろうという発想がすごい。もちろん江戸時代のものではないよ(笑)。

そんな工事を請け負うところがあるのか?と不思議に思ったが、あるんですねぇ~。需要があれば必ず供給する企業が現れる。全国に塩ビ管製鳥居が普及しているそうだ。

これが塩ビ管なんですって(↓)。



巨福の巨は、下に点が付いた方ね。


階段を上がろうね。


上の方は江戸時代のものかな。


階段の横は鎌学(鎌倉学園)だ。


最初は建長寺関係者の子弟を預かることから始まった学校だ。

今も建長寺塔頭のひとつである正統院の奥に鎌学の運動場の一部があり、生徒たちは建長寺境内に入ったり出たりしている。


一番奥に祠があるよ。


稲荷社であるからして、当然ながらお狐様がおられる。



しかし何年か前からその前にタヌキがいる。これが2つ目の特徴だ。



しかも来るたびにタヌキの居場所が微妙に違う。

お狐様とタヌキ。

なんだか面白い組み合わせだね。

こちら(↓)も巨の下に点がつく巨ね。


澤乃井の御供え。私が好きな酒だ。おいしいよね。東京都青梅市の酒だよね。


さあ、階段を下りましょう。


塩ビ管製鳥居の向こうに三門(山門)が見える。


巨大だね。

その向こうに私が好きな嵩山門。


いつもカッコイイ。とってもハンサム。

三門もね、お見せしましょう。



ついでにもうひとつ。

電気自動車の話だ。

米国ではテスラ社製電気自動車の発火事故がやたらニュースで報道されている。


しかし火災事故発生率ということなら、電気自動車よりもガソリン車やハイブリッド車の方がよほど多いとか。

それを見て、最近国内でやたら見かける高齢ドライバーが引き起こす交通事故のニュースを思い出した。

高齢ドライバーは状況の判断に時間を要し、しばしば間違ってしまうし、動作的反応も遅くなるために危険な事故を起こしているわけだが、実は事故発生率は若年層の方が高い。


若年層は子供と同じで、ものごとの加減を知らず、無茶で危険な運転をする。特に男性が極端な飲酒事故や暴走事故を引き起こすね。女性ってあまり大事故を起こさないように、経験的には思う。大事故の発生率に関する男女比較データってあるのだろうか?

ところで、Dr Pepperの缶のバージョンに定番とは違うものが現れた。


これは一時的なものなんだろねぇ。

こういうのは簡単に換えない方がいいから。


しかしなんと複雑な味。

日本ではウケないけどねー(笑)。
コメント (18)
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