ここのところ毎日毎日食べ物の話しかしてなかったので、久しぶりに建築の話題について書きたい。私が好きなパインのことである。「パイン=松」と昔学習させられたが、ここで書こうとしているパイン材は日本の松で製材したものとはまったく別種で、輸入材(おそらくはたいてい北欧かニュージーランド産)である。パイン材は節が模様となって優しい表情を出す。柔らかいので床材としては傷がつきやすいが、ログハウス等でカントリーな調子を出すのには打ってつけで、床材にも時々用いられる。カントリー家具の材質としてはおなじみである。そんなパイン材を我が家では天井材に用いている。
最初の画像はダイニング真上の照明とそれが取り付けられている天井だ。私は毎日この天井の模様を見ながら食事してるわけだ。実はこの天井はかなり傾斜している。角度で言うと40度くらいである。この画像ではわかりにくいので、下の画像をどうぞ。
下の画像は玄関から上を見上げた図である。吹き抜けにしてあり、階段を上がれば2階の短いキャットウォークが東西(画像では左右)の部屋を繋いでいる。天井材は皆どこもパインなのである。全部が全部パインだと飽きると言う人もいるだろう。しかし我が家ではパイン材を用いない天井はキッチンだけである。火を使うことが多いキッチンの防火に関する法律があり、それとの妥協を強いられたことが原因だが、私はこれをあまり意味のない法律であると感じている。実際法律破りはあちこちで行われている。当局による住宅の完成検査が終了してから、キッチンの天井に板を張るだけで法律は回避されているようだ。しかし真面目な我が家は素直に法律に準じている。
やたら高い天井の画像ばかりが続いた。天井が高ければ高いほど良いとする人も多いが、私はそれが常に心地よいことだとは感じていない。英国人が「cozy」と言うような空間はたいてい狭苦しいが、そうした意味で天井について言えば、低い方が落ち着きが良いと思う。下の画像が寝室の天井だ。あまり高くしていない。これもまた良い。なんと私は就寝前にもこのパイン材の模様を眺める羽目に陥るのである。
設計段階では、自宅にもこのブレイス(下の画像)をつけてみたいと思った。デザイン的な効果が狙えるからだ。
しかしあまり高くもない天井の室内でブレイスを設置することは、室内の高さバランス的にまったく滑稽にすら見える。また危険でもある。理由は簡単で、ブレイスで顔面を打つからだ。それはあたかも四六時中物干し竿を顔の高さに固定した設えのようなもので、夜中にトイレに行く時など強く顔や頭を打ちつける可能性がある。だから自宅にはこのブレイスはつけていない。画像は八ヶ岳の山荘のものである。
山荘のブレイスの取り付け位置はかなり高い。下の写真がそれだが、山荘1階の床から天井までの距離は3メートルある。これであればブレイスをつけても頭を打つことはない。バランス的にもちょうど良いと思っている。
快適な生活をお過ごしのようですね。
建築の話になったのに、食の話に戻してすみま
せんが、パエリアはいかがでしたか?
私はパエリアが好きで、平凡な?パエリアを
覚えたての頃は、友人が来たお昼などには良
く作っおりましたが、最近はパッタリです。
あー、美味しいのが食べたい!
それにしても、おちゃさんの食文化の姿勢には
おみそれいたします。住まいがご近所でしたら
ランチでもご相伴にあがりたいぐらいですね。
ところで、我が家にもオレンジページの「基本
のイタリアン」シリーズが何冊かあります。
娘が置いていったものですが、結構便利にして
います。
それと「居酒屋のメニュー」に似たものがあり
ます。オレンジより、泥臭い?「居酒屋の料理
476」(柴田書店)で、320ページ余りの
重い本です。これは、娘が主人の誕生日にプレ
ゼントしたものですが、本人はあまり活用して
いないようです。
そういえば、田村魚菜(古い!)の「料理大辞
典」などは、リビングの書棚の中で化石状態で
す。変な自慢でした。
こんばんは。
本日は終日東京であたふたしてました。
人口が多いなあ。私は山村か漁村がいいです。
田村魚菜って懐かしい響きですね。
今も原村の山荘には「魚菜誂」との文字が入った
フライパンがかかっていますが、あれは
いつから、どんな理由でウチのものになったのか。
思い出せません。買った記憶はないので、
どこからかもらったのか。
ボロネーゼ大好きです。
おいしいですよ。こってりと。
パエリャの味はどうだったか、って?
正直に宣言しましょう。
失敗でした!!
何が悪いのか・・・よくわからない。
妻といろいろ分析してみましたが、
よくわかりません。
やはりイカスミよりもっと普通の魚介類のとかに
しましょうかねーー。
前日からのイメージトレーニングにもかかわらず、
七里ガ浜自宅厨房スペイン化作戦は
見事に玉砕したのでした。
今度は何つくろうかなああ。