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信州麻績村のログ・ハウスに通うのは楽しかった。何せ遠いので時間もかかり、移動する時間帯によってはものすごい渋滞に巻き込まれたので、行き来はかなり体力を使った。生まれて初めて買った四輪駆動の車、パジェロのショートワゴン。もともとはアウトドア派の象徴のような車だった。しかし90年代に入ってディーゼル・エンジンは粉塵を撒き散らす環境破壊の象徴みたいになり、肩身の狭い状況に置かれた。しかしさらに時間が経つと、ディーゼル・エンジンは燃焼効率が良く二酸化炭素をあまり出さないエンジンとして環境に良い車と看做され、欧州を中心に復活の兆しがある。世の中わからないものだ。
私はさらに「田舎志向」強めた。自宅は当時逗子市小坪にあったが、そんな環境では物足りなくなった。別荘だけでなく、自宅ももっと空気の良いところに持ちたくなった。また年老いた私の両親は健在だったが、もし両親のどちらかが健康を激しく害するようなことがあれば、一人っ子である私は両親を引き取る必要があると、考え始めるようになった。逗子市小坪の家は両親を引き取るにはあまりに狭かった。1993年のことだ。地価は大きく下がり始めていたが、それでも当時の私にとってはかなり高いもので、逗子市内に私が買える十分大きな土地や家はなかった。
だったら別荘を売れば良さそうなものだが、それはしたくなかった。それで、長野県東筑摩郡麻績村にあるログ・ハウスに通うのに便利で、地価も安く、東京にある会社に雇われる私も「なんとか通勤できる範囲と」言えた(判断は人による。多くの人は同意してくれない)神奈川県津久井郡相模湖町(当時。現在は相模原市)に引っ越すことに決めた。相模湖町には、麻績村に行くのに必要な中央高速道の相模湖ICがあるのだ。
私が買うことを決めた土地は相模湖町寸沢嵐(スワラシ)という所にあった。「スワラシ」とはすごい名前だと思う。上の画像に移る橋が道志川を横切る道志橋。道志川は山梨県から流れてきて相模湖に注ぎ込む川で、その川を隔てて手前が神奈川県津久井郡津久井町で向こうが津久井郡相模湖町だった(当時。今はどちらも神奈川県相模原市)。土地は画像にある橋から歩いて6~7分のところにあり、逗子の家、麻績村の別荘に続き3軒目の家を建てるべく、私はそこの土地を買うことに決めたのだった。
ディーゼルエンジンのファンですか?
私もそうだと思います。政治で左右される
馬鹿な議論に左右されたくないですね。
また貴ブログに続きを書きます。
コメントありがとうございました。
いつも訪問してくれてありがとうございます。
先ほど、名前の所にアンダーラインがあるのに気が付きました。
で、早速訪問させて頂きました。
信太郎さんと字は異なりますが、同じ名前の方のディーゼル排斥運動で日本では目の敵にされていますが、地球規模ではガゾリンエンジンより環境には良いです。
石原さんに責任を取ってもらいたい程です。
ベンツもディーゼルを出していますし。
以前からベンツの縦目のヘッドライトの頃は日本にも入っていました。
アウディーでは、ルマンを二年連続優勝していますし、ディーゼルエンジン復活を。
はいはい、ブログ始めています。
HP閉じて暇になりました。
しかしブログも週末に更新する程度です。
津久井にいらした?初耳です。
そうです、私は相模湖に住んでいたのですよ。
なかなか田舎っぽくてよかったです。
近くに武田信玄にまつわるものも多かったです。
信玄道だとか、首を洗った池だとか・・・。
たくましい。
ブログはじめられていたんですね。
相模湖に家を建てたことあるんですか?
実は大学生最後の半年を津久井町に住んでいました。
道志橋、忘れていました。
クラブの寮があって、寮生が少なく経済的ピンチだったので入らされました。
空気がよくて寒いとこだったような気がします。
それは新宿をごらんになったから。
逗子市逗子、逗子市新宿も場所によりますが、
昔からの典雅な別荘地のムードを引きずり、
片瀬とか鵠沼同様、お高いところが局地的に
あります。
同じ逗子でも山の方に行けばガクンとお値段は
下がりますよ。
軽井沢は私も調べましたが、今は結局八ヶ岳に
入り浸っています。鎌倉と八ヶ岳を往復する
生活です。
結構鎌倉に劣らず土地が高いんですよね。
僕も家を買うときに新宿三丁目の不動産を
紹介されましたが、狭い割りに高かったです。
それにしても相模湖町とはすごい!
僕の会社にも軽井沢が気に入って軽井沢から、
新幹線通勤してるやつがいます(笑)