「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

御霊神社(鎌倉市坂ノ下)へお参り

2025-01-20 00:00:01 | 食べ物・飲み物
お出かけする。まだお正月休みの最後の時期の話だ(笑)。

長い記事なので、音楽でも聴いてゆっくりとどうぞ。

 

西へ。ここは鎌倉市稲村ガ崎5丁目。


細い道を抜ける。

山に入り、熊野権現社へ。


徐々に上がって行く。

由比ヶ浜方面に抜けるには近道。

昔からこの辺の人がずっと通って来た道だ。


落ち葉が多い、ドガティ君が好きな道でもある。



今度は下る。


ここもドガティ君はよく知っている。

小さい時から何度も来ているからね。


成就院の墓地があってその横を抜ける。


月影地蔵脇を通る。



住宅街に入って行く。



こちらは稲村ケ崎小学校。


連絡橋があるなんて、デパートみたい(笑)。

この文字は誰が書いたのだろう?独創的な書体だね。

探したけれどその情報がない。どなたかご存じですか?


上にベルマークの箱がある。懐かしい響きだ、ベルマークなんて。

盛華園前を通過。


極楽寺駅と長谷駅の間の江ノ電の古いトンネル。


極楽寺の山門。ミツウロコが鮮やかだ。


極楽寺坂を下る。鎌倉では重要な切通のひとつ。


見かけるといつも撮影してしまう魅力的な階段。


絵になるものってあるよね。この階段がそう。

どう撮影しても美しくないもの、どう撮影しても美しいものってある。

成就院は階段上から撮影するととても良くて、撮影の名所になってしまい、それはそれで問題あり(笑)。観光客だらけだからね。

階段下から撮影すると、こうなってしまってあまり美しくない(↓)。


坂ノ下(極楽寺からの坂の下)に入った。


海抜13.1mってことで、津波でもおそらく大丈夫な場所。

虚空蔵堂だ。


宜しくお願いしておきましょう。


鎌倉に多い、有名な井戸のひとつである星の井だ。


坂ノ下もかなり下の方だよ。

海抜が7mちょっと。


いつも立派だなあと思うお宅の塀。

古い石積みはかなりすり減っている(黒い破線のぶぶん)、これって自然にこうなったんだろうか?


この道を行くと由比ヶ浜へ出られるよ。


ドガティ君が好きな道だ。

しかし我々は力餅屋さんへ。


とても古いお店だ。

力餅と大福を買おう。



そしてここから我々は御霊神社にお参りに行く。



細い参道の向こうは江ノ電、そしてその向こうが御霊神社の境内だ。


階段でドガティ君を撮影する妻と、それに付き合うドガティ君。


お疲れ様です、ドガティ君(笑)。

これからはお参り。


この神社はペットはOK.

猫が社務所にいて、参拝者に喜ばれているくらいだ。

でも境内では撮影禁止。

鳥居の前を江ノ電が通る。


参拝を終えたら、パン屋さんへ。

ここのパンがまたおいしい。


パンを買って、由比ガ浜方面へ移動する。


眩しいね。

このあたりはサーフィン関連のお店が多い。


由比ヶ浜に出た。


国道134号線の信号無し横断歩道。


歩行者がいたらクルマは停止しないといけないが、その基本的道路交通法を守れないドライバーは多い。

ちなみに、信号も横断歩道も歩車分離もセンターラインもないようないわゆる「生活道路」において、歩行者がそれを横断しようとする時も、歩行者が優先ですよ。ほとんどのドライバーがそのルールを守らないけど。

由比ヶ浜へ降りる。


妻はまたドガティ君の撮影を開始。


この日の由比ヶ浜は穏やかだった。


ドガティ君ものんびり遊んでいる。


ウミウが鈴なりだ。


稲村ケ崎方面へ移動する。いい天気だね~~~。


このあたりは岩場なので、水の透明度が高い。


すごく高い斜面。


何か美しく上手に利用できる方法はないものか。

今は時々、少しずつ崩れるだけ。

柵が落ちてしまっている。ちょっと危険な感じ。


稲村ヶ崎の突端へ移動する。


昔はここから下へ降りることができたようだ。今は不可。


ここを降りてみたいもんだわ。

なんでも禁止しないで、自分のリスクで遊ばせてほしい気もするが。


稲村ケ崎の切通を抜けて帰ろう。


すると江の島が全面的に見えて来る。


雲が無ければ富士山も見えるんだがなあ。

新田義貞が鎌倉に攻め込む古戦場入口と言われる碑が建っているところ。


十一人塚だ。


新田一族の子孫の一人を自称する仕事上の先輩が「ここへ来るとなぜか苦しくなる」と7年ほど前におっしゃっていた。

音無川にかかる橋。関東大震災直後にかけられた橋だ。


いつ見てもいいところだ。

音無川は稲村ガ崎5丁目あたりの山から流れ出し、その下流の多くが今は暗渠になってしまっていて、暗渠から流れ出たと思ったらこうなって(↓)、すぐに海に注ぐというちょっとかわいそうな川だ。


サーファー御用達の駐車場。


江ノ電沿いの移動。

もうちょっとで我が街、七里ガ浜住宅地だ。


江ノ電が走る。


こちらは鎌倉プリンスホテル。


鎌プリ前の坂道を登って振り返るとまた海。


私もこの並びに家を建てればよかったかしら。

本当にいつ見ても眺めがいいわ。

鎌プリに泊まる人たちもいつもここで写真撮影している。


自宅に帰りましょう。

まもなくお昼ご飯の時間であり、私は激しくお腹がへったのだ。


しかしまだ我が家には数百メートルの距離がある。


自宅に帰ったら早速スープの用意。



ちくわ、カニカマ、長ネギ(炒飯に使う)、長ネギ(スープに入れる)、高菜の漬け物をごま油で炒めたもの。


あとは卵を加えたらいい。

それで和風炒飯。


これはおいしいわ。


2万歩ほど歩いたので、いくらでも食べられそうだ。

こちらは途中の力餅屋さんで買ったあんこの力餅と大福。


銘菓ですよ。

お茶飲んで、これ食べて。


長い散歩でした。疲れた~。
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白旗神社(藤沢市白旗)、そして漬け丼@鎌倉七里ガ浜

2025-01-18 17:44:28 | あちこち見て歩く
エンジン始動。


またまた江戸の実家に義父のお世話で出かける妻をJR藤沢駅まで送る。


国道134号線を西へ。



龍口寺前を通過する。


日蓮聖人が斬首されかかったが、されずに済んだという龍ノ口法難とは、ここで起こったことだ。

しかし鎌倉時代に起こったその法難よりもはるか前からここには龍口明神社があった。神社は昭和時代に遷宮されて今は鎌倉市腰越の住宅地内にあるよ。

藤沢市中心部を通過。


JR藤沢駅前ロータリーに入ろう。


ガソリンも入れないといけないね。


もう半分以下まで減っている。

高騰するガソリン価格。どうしてくれる?

しかし100%のガソリン車から、マイルドハイブリッドの今のクルマになって、ガソリン消費量はかなり減った。

藤沢駅前ロータリーっていつも違法駐車がズラッと並んで長い時間放置されていて、人の乗り降りや荷物の積み下ろしをしたい真っ当なクルマが停車できない。警察も迷惑なクルマはさっさと罰金とってしまえばいいのに。


妻を藤沢駅前で下ろしたら、白旗神社(藤沢市白旗)へ行こう。


川名交差点から北上。


あ、思い出した。

白旗神社の前に業務スーパーで買い物しましょ。



こちらだ。


TAKENOKO柄沢店ね。

そこで買うものはいつも決まっている。

マーマレード、干しブドウ、きなこ、豆乳、オイスターソース。


そしてまた白旗神社を目指す。


オートバックスの角を曲がる。


ここからどんどん渋滞に巻き込まれる。

影取町交差点。渋滞の名所で、いつもFM横浜の交通情報で聴く地名だ。


なぜか国道1号線に入ってしまったらしい。


渋滞の中のろのろと運転する。

たまに停まってしまう。


やがて白旗交差点だ。ここを左折する。


白旗神社が見えて来た。

立派でしょう。


駐車場も広い。

余裕で駐車できる。


車での道順 | 相州藤沢 白旗神社

YouTubeで教えてくれるアクセス。なんて親切な神社。

あちら(↓)が神社の社殿。


その前に神輿殿(↓)の前を通ることになる。


この神社と義経公との関係はこちら。


西日本で大活躍し凱旋した義経が鎌倉に入れず、鎌倉市腰越の満福寺に留め置かれたことで有名だが、ここは腰越よりもっと鎌倉中心部から遠い。

今の地名言うと鎌倉市稲村ガ崎より西は、当時は鎌倉ではなく、なんとも寂しいところだったんだろうねえ。

新しく建てられた義経と弁慶の像。


それでは改めて大鳥居から入りましょう。


社殿は正面にある。


神紋がササリンドウで、鎌倉市の市章と同じ。


参拝しましょう。


順番を待って。

白旗神社が丁寧に参拝の仕方を教えてくれる。

参拝の作法(二礼 二拍手 一礼)| 相州藤沢 白旗神社

軽く頭を下げ、お賽銭を入れ、二礼、二拍手、一礼。そしてまた軽く頭を下げて下がる。


いつも願い事は同じだ。

「カネと健康、カネと健康、カネと健康・・・」

これで2025年も大丈夫。それ以外に何があろう?(笑)

弁慶の力石。


持ち上げられるといいのだけれど、それはどう見ても無理。

触って健康をお願いした。


社殿は奥行きがあるねえ。


立派な神社だ。

それでは下がりましょう。


駐車場の方に戻りましょう。



社殿を振り返る。

ありがとうございました。

藤沢市内の中心部へ向かう道は、どこも大渋滞だった。


藤沢橋交差点(↓)も大渋滞。



Dr. Drive マルネン セルフ鎌倉SSへ。


48.09リットルで8,800円。気絶しそうな値段だ。


48.09リットルの数字の下に書いてあるが、これはTOKICOによる計量だからまちがっていないだろう。

就職した(42年前)銀行の取引先のひとつがTOKICOだった。今は日立系の企業のひとつになっているらしい。

今もガソリンスタンドに行くとTOKICOの文字をよく見る。私は個人的にすごく懐かしい気持ちになる。大量に様々な計量器を輸出していた企業だ。

このガソリンスタンドがあるのは下の地図で黄色い☆印のところ。赤い星印の七里ガ浜住宅地に帰るのに楽なのは黄色のルートだ。しかしそれはこの渋滞の中では大変なことだ。そこで赤いルートで山を抜けて帰る。

赤いルートは信号もないし渋滞もないが、道路が細い。対向車が来ると鬱陶しい。


でもそれがいいな。

赤い道を行く。

いきなり坂道を上がる。


笛田公園の横を抜ける。


すると鎌倉山に出て来る。


幅員が減少する(↓)ならですよ、だったら、道路の両側に衝突防止の鉄製ポールを埋め込まなければいいじゃないの(笑)。


その疑問を抱く人はかなり多くいる。

鉄製ポールを埋め込んであるのはここだけで、他には見ない。

両側の住宅がたまたま著名人たちのそれだからじゃないか?と勘繰る人は多い。いろいろと不可解なことは多い。

細い道をどんどん進む。


さて、下りに入ったぞ。


アッと言う前に七里ガ浜住宅地だ。

海が見えた。


坂の下に見えているのが我が街である。

西友で買い物して帰りましょう。


妙に時間がかかったな・・・。

夕方になる。

茹で卵やサラダの準備。

明日の朝ごはんだ。



ブリ、タイの白身の刺身。それにサーモンのキムチ漬け。


白身の刺身は久原のあごだしに漬ける。


このとおり。


これでおいしい漬け丼になるよ。

酢飯をつくる。


ほらできた。

漬けた時間は30分ほど。

白ごまにねぎ。それだけだ。


かなりうまいよ。


長い1日でした(笑)。
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八ヶ岳西麓原村(11) 尖石縄文遺跡公園に行き、焼きおにぎりやシュウマイを食べて終わる

2025-01-17 11:54:44 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
ヒラリー・ハーンがまだ幼かった頃の録音。今から28年前のもの。

こんな天才に私も生まれてみたかったな(笑)。



それでは、どうぞ♪

Violin Partita No. 3 in E Major, BWV 1006: I. Preludio

ドガティ君はまたお出かけだ。


相変わらず粉雪が多い山荘の周り。

クルマの運転席前は少なくとも雪を払いのけないといけない。


暖気を全開にして、車内を温める。


シートもハンドルも温める。

ガチンコに凍った車内。

しかし1,400m以下ではほとんど雪がない。


滞在中はずっとこのパターンだ。

なぜでしょうね。

鉢巻道路は美濃戸高原入口で通行止状態。


それではエコーラインを使いましょう。

途中で右折して蓼科高原三井の森方面へ。


横浜ナンバーのボルボが並ぶ。


神奈川県ナンバーのクルマは、このあたりでは大変多い。

山麓に農業用水を引きまくった坂本養川先生。


尖石縄文遺跡公園で遊びましょう。


ドガティ君がよくご存じの住居33号跡。


ここを通り抜ける。

KONGのボールでも遊びたい。


どんどん走るぞ~~。


上空に上がったボール(↓)を追うぞ。


ちゃんと上を見ながら走るから不思議だ。

ボールを加えて一休み。


あちこちに持って行ってはひとやすみ。


彼にとってはすごく面白い場所だ。


咥えきれないほどの大きなボールを咥えて歩く。


霧ヶ峰方面は雪が少しありますねぇ。。。


反対側の空はちょっと赤い。


「おとーさん、もっと遊びましょうよ」


いやいや、もうこのあたりで終わりにしましょう。

そして散歩へ。


いつもの散歩道。

歩きやすいし、雰囲気もいいし、人も少ないのでベストな場所。


ドガティ君もここは楽し気に歩く。


飼い主にとっては何よりだ。

いつも見ている風景だけど、竜神池に到着した。


凍結しているよ。

竜神池の周りを歩く。


寒い風景だね。


水面はどこもかしこも凍結。


でも一部だけ凍っていないところがあって、そこに鴨が数多く集まっている。

私達が歩いて来たので、狭い範囲で鴨が逃げている(笑)。


何もしませんから、安心してくださいね。

そしてまた山荘へ戻る。

帰り道で見た甲斐駒。いつ見ても美しいね。


また焼きおにぎりを食べる。


薪ストーブで焼く。

醤油を塗ってね。


サラダは山荘滞在中の残り物野菜だ。



そして冷凍シュウマイ。


これはよく出来ていると思うわ。

レンチンするだけ。


おいしいねえ。

元日の夜も三井の森八ヶ岳管理センターさんはパトロール。


ありがとうございます。

薪ストーブでヌクヌクだ。薪を燃やすのもこれで終わり。


元日の終わりは高天純米辛口で。


諏訪にいる時は諏訪の酒を。

これで今回の八ヶ岳山麓滞在記は終了。

お読みいただいた方、ありがとうございました。
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八ヶ岳西麓原村(10) やっと2025年になった

2025-01-16 00:00:23 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
2025年も元気に参りましょう。これは元日の話。

やっと八ヶ岳滞在記が今年の話になったのである。

ベートーベン交響曲第五番。



第三楽章から聴いて下さいね♪

Beethoven Symphony No. 5 . 3rd & 4th movements . Conductor Herbert Von Karajan .

足早に行進したくなるよ(笑)

日の出前の気温はマイナス9度。


テレビでは高いところからダイアモンド富士の初日の出を撮影中。


これが6:54AMらしい。

山荘の周囲はまだ薄暗い。諏訪地区でも標高の低いところの方が朝日を浴びるのが早い。

山荘があるここではすぐ近くにある八ヶ岳連峰に邪魔されて、日の出は遅い。

今年はこの熊手で運をどんどん引き寄せる予定。



さあ、ドガティ君!!

寒いけれど、散歩に行くぞ~。


つららがびろろろぉ~~ん。


樅ノ木の枝がきれいだな。


「おとーさん、寒い」


あちこちが凍っているね。


寒いので、さっさと歩いて帰るつもりのドガティ君。


「あーーやだやだ、こんな寒いのやだー」と彼は言う。


最短距離の散歩だ。

ご近所を歩いて回って山荘に戻る。

元日の阿弥陀岳が先に見えている。


いつ見ても見事だな💛


ドガティ君は阿弥陀岳には興味なし。



彼はなるべく早く暖かい室内に入りたいだけ。

高天を開栓する。


このキャップ、便利なんだよね~。

くるっと剥いて、残りがキャップとして使える。


高天純米辛口。


岡谷市の酒蔵だ。


ここに来たら、諏訪地区のお酒から選びましょう。

そしてこの高天純米辛口を朝からちょろりん!と舐める。

なんとなくお正月っぽいものを食べる。


スパイシーなエビ。


グリッシーニに生ハム巻いて食べる。


素朴な味だけど、おいしいねえ。


朝これ(↓)を舐めたら、そのまままた昼寝しましょう。


お正月はゆっくりしたいね。

やっと出た太陽! 朝8時半くらいかな。


そのはるか前から明るくなっているけどね。

遠くて低いところが早く明るくなる。


つららシリーズ。


ドガティ君は元日のトリミング中。


指サックをして妻が摘まむように毛を抜いている。

その後はプライベート運動場(と我々が勝手に呼んでいる(笑))で遊ぶ。


今年もボール遊びをたくさんすることになりそう。


うれしそうにぴょんぴょん跳ねている。

寒いところを散歩するのは嫌だけれど、ボール遊びなら平気という変わった子だ。


今年は何度ここへ来られるだろうかね。

いつ来ても透明感のある空が楽しめる。


おーーい、新しいボールで遊びましょ。

2025年用KONG。


こちらがそのボールだ。


どうせすぐに破壊されちゃうだろうけど。

ピレリーのスタッドレスタイヤ2シーズン目。


V60 Cross Countryは絶好調だ。


2022年型で今年最初の車検を経験することになる。

何事もなさそうだけどね。

北欧のクルマだけあって、八ヶ岳の寒冷地はスイスイ。

B5 AWDだから、最高出力250psのマイルド・ハイブリッドだ。


中央道を普通に走るには談合坂の上り坂でもまったく困らないよ。踏めば踏むだけ速度を速めて走る感じ。

マイルド・ハイブリッドだからガソリン車から乗り換えても違和感はゼロ。


Cross Countryは車体をグッと持ち上げてあるので、最低地上高は190mmあり、それってランクルに近い(笑)。だからドカ雪でもまずは問題なし。

その割には所詮ワゴン車なので、全高は1,505mmで、都会の駐車場でもたいていオッケー。

極寒地を走る方で、クルマの買い替えを考えておられる方はぜひ候補のひとつにどうぞ。

そろそろフルモデルチェンジだから、そのうち新車に近い中古車が安く出てくるかもよ。最近クルマってすごく高いから、上手に購入してくださいね。

ストーブの焚き付けにカラマツの枝を使っているが、滞在中にどんどんつかっていると在庫がなくなって来た。



敷地内でまたカラマツの枝を拾ってきましょう。

こんなやつ(↓)ね。



それをポキポキ折って、玄関脇に積んでおく。



静かな正月。。。


静かな正月と言いながら、ランチ時間が近づいてくると、私の担当でまた忙しい。

前日西友で購入したチキン。


諏訪大社の宝、鹿食免。


これさえあれば動物をいくら食べても許されるよ(笑)。

今年もいろいろと食べよっと。

さらに、これだけ使えばだれも失敗しないというS&Bのシーズニングスパイスを使う。


袋に肉とスパイスを入れて振って混ぜるだけ(笑)。


作業終了。


これを焼けばいいのだ。

サラダを準備する。


オリーブオイルで皮目から焼く。


シッカリと焼くよ。

表面がカリッとするまでね。

すると皮からも脂が出て来るので、一旦それをサッと拭いてしまいましょう。



ひっくり返してアルミフォイルで蓋する。

弱火で焼く。今度は多少じっくりとね。


ほぉ~ら、できてきたぞ。


カリッと、パリッと仕上げた。

なんとおいしそうにカラッと焼けたことか。


これで完了だ。


バリバリ言わせて食べましょう。

油で揚げたチキンもいいが、こういう作り方の方がおいしいと思うなぁ~。


・・・なんて自画自賛。

みなさんも、使ったことない方は、ぜひこのS&Bの定番シーズンニング・スパイスをお使いくださいね。


食べ終わったら、食器の片づけ。

濡れたふきんを薪ストーブで乾かす。

なぜかウィンザー城のふきんが山荘にある。


いつ私がこれを手に入れたのか?

記憶にない。

たぶん山荘に25年前からこれはある。それより前に買ったんだろうねえ。

ウィンザー城の細かい解説が書いてあるふきんだ。


ドガティ君はチキンをもらえませんでした。


【つづく】
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八ヶ岳西麓原村(9) 大晦日は静かに過ごす

2025-01-14 12:00:27 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
まだ昨年の大晦日の話だ(笑)。

大晦日だから第九を。


上の画像の録音より、下のYouTubeの方が録音が新しい。

第四楽章だけをどうぞ♪

Beethoven: Symphony No. 9 in D Minor, Op. 125 "Choral": IVc-j. Presto. O Freunde nicht diese...

どんよりした天気の中、出かける。


粉雪が舞う。


寒そう。


山荘もクルマもガッチガチだ。


冷えてますねえ。

でもこれが、いつものことだが、このあたりだけの現象なのだ。


少し標高を下げただけで、天候は一変する。

ドガティ君も出かけるよ。

寒そう(笑)。


諏訪大社の交通安全お守り。


これで私も交通事故には陥らない(はず)。

このお守りをよく見てくださいね。

右の梶紋が4本根(上社のスタイル)、左のそれが5本根(下社のスタイル)である。

上社でも下社でも同じお守りが取り扱えるようになっているのだねぇ~。

到着したところは原村の中の払沢農村広場。

同じ原村でも、ここには雪がまったくない。天候や気温が山荘のあたりとはまったく違うのだ。


ドガティ君は暖かいし雪もなくて遊びやすいものだから、喜んで走る。


だれだ、救急車を忘れた子は?


「おとーさん、そのピンクのボールで遊ぼう」


「それを蹴ってください」


これを蹴るの? 

「はい、それです。それを蹴ってください」


ボールを蹴ると、ドガティ君は走ってそれを取りに行く。


農道を散歩する。

遮るものがないので、風が強い。



そして遊びは終了。


ガソリンが減ったね。


ちょうど1/2だ。

日本有数の高ガソリン価格で有名な店へ行きましょう。

ENEOSの原村SSだ。

見えますか? ハイオクが201円/リットル。


驚異の価格だね。

一般に長野県はガソリン価格が高い。

下の資料はgogo.gsのウェブサイトによる1月5日付の都道府県別ハイオクガソリンの平均販売価格だ。

沖縄県は資料がまだ集計出来ていなかったが、それを除き、最高価格が高知県、次に高いのが長野県だ。



そして、そのガソリン高価格県である長野県内でも、この原村のENEOSは特に高価格を誇っている(笑)。

日本有数の高価なガソリンを満タンにしたあと、我々はとなりのAコープ駐車場に移動。

愛車は屋根に雪を積んでいる。


そんなクルマはAコープの駐車場内で、うちのクルマだけだ。


誰も雪なんて載せてない。

Aコープで買い物しましょう。


さすが大晦日。

巨大なお寿司。


巨大なおつまみセット。


巨大な鯉。


悲しい、私の好きなチョコモナカジャンボが売り切れだ。


山荘に戻る。

北斗ブランを外に出して冷やしている。


冷蔵庫より早く冷えるからね(笑)。

ある方から頂いた北杜ブランを飲もうと思っている。


白州(北杜市白州町)で採集されたぶどうだ。


シャルドネとセミヨンを使っている。


豆のカレーをつくる。大晦日だからというわけではない。



北杜ブランを飲むのに良さそうなのが豆カレーだったというだけのこと。

サラダをつくる。


たまたま生ショウガのチューブがあったので、ショウガは買わなかった。

後はニンニク、トマト、タマネギ。


信州のコシヒカリ。


スパイス3種と塩。


ニンニクを擦る。


タマネギやトマトを炒め、ニンニクやショウガを加えて炒め、そこにスパイスや塩。


軽く炒めたら、八ヶ岳山麓の水。


豆板醤、マギーブイヨン。


三温糖。


調味料を重ねて使う。

小さなキッチンでは北杜ブランを飲み始める。


みりんも鍋に注ぐ。


しばらく煮て、豆を加える。


しばらく煮たら出来上がるよ。

ドガティ君は特等席で昼寝。


はい、豆カレーが完成だ。


簡単だけれど、これで十分なのです。

スパイスを楽しみ、ワインを楽しみましょう。


いいものをもらっちゃったねぇ。

何かお返ししないと。グラス1杯で終了。


肉も魚介も入っていないけれど、豆カレーもいいのですよ。

出汁が出にくいので本当にあっさりしているけどね。


薪ストーブの灰受け皿に、アルミホイルでくるんだサツマイモを放り込む。


ファイアーウッド社のポール・スキャナー氏が紹介する薪ストーブ料理の本。


そこには様々なレシピがあるが、焼き芋なんてレシピは簡単過ぎて載っていない(笑)。

ポール・スキャナー氏(↓)は、この焼き芋づくりを故田淵義雄氏から教わったそうだ。


田淵義雄氏は元祖山暮らしおじさんみたいな人。

とてもオシャレな人だった。彼の著書を、私は全部読んだと思う。

サツマイモを湿らせたペーパータオルでくるんで、さらにアルミホイルでくるんで、灰受け皿に入れただけ。


アルミホイルを開けると、カラカラに乾いたペーパータオルが出て来る。


それを剥がすとホッカホカの焼き芋が出て来る。

それを半分に折る。

そして食べる。


焼きおにぎりも作っている(妻が)。


おいしそうだね。香ばしい匂い。


サラダが出て来た。


焼きおにぎりが完成だ。


中は割干し大根のはりはり漬けが入っている。


こんなの(↓)だけどね。


これ、おいしいねえ。

なんてことをしていると、夜が更ける。

外はどんどん寒くなる。

でもマーヴィン社のサッシに守られる。結露もないよ。


でも薪ストーブをガンガン焚いて、大晦日の夜も楽しく過ごしましょう。

【つづく】
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八ヶ岳西麓原村(8) 大晦日に富士見町のコインランドリーと瑞雲寺

2025-01-13 00:00:06 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
朝の5時30分くらい。

クルマに洗濯物とゴミを積み込む。


途中でゴミステーションに寄ってゴミを捨てる。

気温はマイナス4度だ(↓)。


凍り付くような道を下る。


鉢巻道路に出れば、雪は無い。



ズームラインを下り西へ向かいましょう。


そこから左折して南下したらすぐに富士見町に入る。


あの光が富士見パノラマスキー場の灯りだ。


そこからすぐだが、コインランドリーに着いた。

大晦日の朝からコインランドリー(笑)。


6時の開店と同時に入店。


80分ほどの洗濯乾燥で利用。



すぐ近くの西友富士見店へ行ったがまだ買い物するには早すぎる。


だからすぐに移動。

綿半の富士見店(旧Jマート富士見店)前交差点。


そこから諏訪湖方面へ北上。

やがて富士見町内で左折。


ここが瑞雲寺だ。


とてもきれいに管理されている。

暗いうちから山門の掃除をなさる住職に遭遇。

ご挨拶した。

「暗いうちから申し訳ございません。怪しい者ではありませんが、かなり怪しいですよね」などと、私はモゴモゴとご挨拶する。


ここは曹洞宗のお寺で、禅寺だね。

瑞雲禅寺と書いてある。


こちらの住職はまだお若くて、インターネットで盛んにこのお寺の情報を発信し、檀信徒の拡充に努めておられる。

年末に近隣の檀家さんでお亡くなりになった方があって、大晦日にその火葬があるため住職はそこに立ち合い、1月4日にはお葬式を担当なさるのだそうだ。

そのため大晦日の早朝から住職は多忙で、境内のお掃除をなさっていたわけである。「よろしければ本堂もご見学下さい」と住職は私におっしゃったが、ご事情をお聞きしてそれは遠慮した。



最後にこれ(↑)を頂いた。

「読んでください」とおっしゃる。

深々と礼をして、去る。


良いお寺さんはあちこちにあるもんだ。

再び国道20号に入る。


そして富士見町の中心へ戻る。


朝はカラスの集会があるようだ。

すごい数のカラス。


西友富士見店に戻った。


朝早くから営業しているので本当に助かる。

しかもとっても大きな店舗だしね。


いろいろと買い込む。


そのあとコインランドリーに寄って、洗濯物を回収する。

最後の乾燥に予想外な時間がかかっていた。

気温はプラス4度になった。ここは山荘より標高が低いし、日の出後の時間もあって、かなり暖かい。


深山交差点を通過する。


ズームラインを駆け上がる。


山荘に帰って8時頃に朝ごはん。


カントリーキッチン・ベーカリーのクルミレーズンパン。


おいしいわ~。

瑞雲寺の住職から頂いた瑞雲寺だより。



住職は根田さんというお名前らしい。


お寺の紋が諏訪大社上社のそれと同じであるところもいいね。

ご近所の檀家さんは法要をこの住職に依頼しているのだろう。



人柄が偲ばれる、住職との会話だった。

仏の道の住職のうち、変に気取って上から目線の方と、逆に一段下に降りて人々に優しく接する方がおられるが、ここの住職は後者の方だ。


富士見町の瑞雲寺。

いいなあ。。。。。


改めて参拝してみよっと。

瑞雲寺にはホームページ、Facebook、Instagramがあるが、Instagramがわかりやすいかな。


【つづく】
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八ヶ岳西麓原村(7) お買い物して帰宅

2025-01-12 00:00:36 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
諏訪大社上社本宮を離れる。

このあたりは上社本宮と前宮の間の神宮寺があったところ。

交差点の名前も神宮寺だ(黄色の線で囲ったところ)。


そこから諏訪市街に向かう。


年末は角上(鮮魚や肉や野菜を売る店)へ向かうクルマと角上から帰るクルマだらけ。

この日はまだ30日だからね。

我々も角上に向かっている。


角上渋滞の中、角上の周囲のどこにも駐車場に空きがなく、我々はそのまま角上を通り過ぎてしまった。



上社本宮への参道のひとつを通る。


そして角上諦めて、そのまま綿半へ。


ドガティ君はここをよく知っている。

そしてどんどん先へと進む。ドガティ君は建物に入るのが大好きで、一度入った建物はよく覚えていて、前を通るとまた入ろうとする。


ここはドガティ君のお気に入りの場所だ。

大好きなカートに乗れたぞ。


ここからカートを押してもらう。


なんて楽しいんだ。

いろいろな食料品を見て、大コーフンのドガティ君。



しかしドガティ君の最大の楽しみはこの先にある。

どんどん首が伸びる。


ここだ。


犬用おもちゃコーナー。

「何度見ても素晴らしい売り場だ!」とドガティ君は感激している(笑)。


「おとーさん、何か買ってくださいな」


「あのピンクの豚さんがいいかも」


「あれですよ、あのピンクのやつ」


でもそれではすぐドガティ君に破壊されそうだから、こちらの頑丈なKONGのボールにしましょう。


「え、それ買ってくれるのですか?????」


「おとーさん、ありがとうございます😍


続いてオギノ茅野店へ。


ここは何でもあるぞ。


千葉県の名物、銚電焼そばまで売られている。


それは買わないけど、いろいろとお買い物を済ませる。

角上に入れなかったので、ここでお寿司を買う。


阿弥陀岳を見ながら、山荘に戻ろう。


諏訪大社上社本宮で頂いたものを持って。


標高1,400mを超えると、雪が出て来る。


はい、こちらが諏訪大社から授かったもの。


肉を食べても許される鹿食免(左端)。
交通安全お守り(中央上)。
無病息災お守り(中央下)。
熊手(右端)。

鹿食免は数が出ないらしく、巫女さんにリクエストすると、若い巫女さんはたいてい先輩にありかを尋ねる。

熊手はこれで一気に強運を引き寄せるもの。2025年はおちゃ家に強運がやって来るよ(笑)。

オギノのお寿司。角上では買い損ねたが、これも十分おいしいよ。


この日は12月30日。

東京証券取引所の2024年最後の取引日だ。

最後に何か1銘柄買いましょう。引け近くになって私は神戸製鋼所(5406)を購入。


高配当銘柄だ。

配当を毎年いっぱい下さいね。

最後の銘柄購入を祝って、本金太一を飲もう。


上がれ、上がれ、神戸製鋼所。

私がかつて住んでいた神戸の山の上の自宅からは、神戸港が見えて、神戸製鋼所の高炉も見えていた。


この日も終わるね。

毎日が早い。


薪ストーブで犬も人間も温まろう。


オギノで買って来たものを並べて簡単にごはん。


山荘に来たら夕食はいつもこのパターンだ。

薪ストーブでカラカラに乾く室内に湿気を送るため、水を入れたやかんを置いておく。


ドガティ君は疲れてねんね。


【つづく】
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八ヶ岳西麓原村(6) 諏訪大社上社本宮へお参り

2025-01-10 12:00:05 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
ベートーベン交響曲第三番♪



聴いてください♪

Beethoven - Symphony No. 3 "Eroica" / Remastered (rr.: Herbert von Karajan, Berliner Philharmoniker)

朝起きたらこの日はマイナス6度。



朝ごはんを食べる。


昨夜は暖かくして寝たが、やがて薪ストーブの火が消えて、夜の間に気温が下がり、朝にはたいてい室内の気温が17~18度になっている。


ドガティ君とお出かけだ。


別荘地内の坂をノロノロと下がる。


エコーラインを北上する。


歯科医の看板が茅野市街地に入ると見えて来る。


インプラントをこの歯科医師さんに埋め込んでもらうのは、ちょっと怖い気がするなぁ。なんとなくイメージで言ってしまって申し訳ない(笑)。

そんなに大きくないが、高部東の交差点名よりも目立っている生コン前の諏訪大社の標識。


我々が今回行くのは諏訪大社の上社の本宮だ。


こちらから入る(↓)。


しかしドガティ君がいるから、我々はいっしょにはお参りできない。

あ、鹿の国(映画)が始まる。


諏訪地域の文化、歴史が一気にまるわかり。

私はロードショウには行けないので、やがてダウンロードしてみることが出来るようになるのを待ちましょう。

ドガティ君はあとでハイキングに行く。この法華寺の横を抜けてね、


このあたりはすごいよ。神宮寺があったのだ。

神仏混淆思想だからね。昔は諏訪大社上社に関連してお寺が建てられたが、それがまた現在の諏訪大社に負けず劣らず大きく、建物がこのあたりにかつては散在した。


で、その前に、ドガティ君はクルマで留守番してもらって、人間だけで諏訪大社上社本宮にお参りする。


犬猫さんは禁止(笑)。

神社にもよりますけどね。

それぞれのお考えがあるのだ。

布橋(長い廊下)に入りましょう。


あ、布橋の中にブレイス(方杖とも)が登場。四本根の梶の紋は諏訪大社上社のもの。


以前はこんな建具は無かったよ。

我が山荘にもあちこちにブレイスがある。柱と梁を繋いでいる。



この山荘を建ててくださった丸山さんの屋号であるブレイスは、そこから来ている名前だ。

ブレイスのホームページはこちら: https://brace.jp/

布橋の床は、多くの人が歩くから、すり減ってるなあ。


・・・なんて撮影をしていると、また妻に置いて行かれる。


上社本宮はあちこちを修復工事中だ。


高島神社は本宮の境内にある小さな神社。



諏訪家のお殿様が御祭神だ。


ここで古いお守りやおふだのお焚き上げをお願いする。


お焚き上げ料をわずかだけど、お供えして。

これが御柱。本宮一之柱はみながあこがれるやつ。


でも上社だけでも本宮と前宮があり、それぞれ4本の御柱があり、合計8本あるわけだから、上社の地域の中で自分の地区が本宮一之柱になる確率はわずか12.5%だ。

堂々たるものよ。


次回の御柱祭は2028年ね。

茅野市の高原地帯に移り住んだ父が一度だけ見た御柱祭は2004年のもの。その三年後には父は死んだ。人生の最後にその暮らしを楽しんでくれたようだった。

それではこれまでのお礼とこれからのお願いに。

二礼、二拍手、一礼。


いつものお願いで「カネと健康、カネと健康、カネと健康・・・」

次に巫女さんとの美しいふれあい(←違うだろ)。


いろいろと巫女さんから頂いて来たよ。

ドラゴンがいつもかっこいい。


また布橋を抜けて駐車場に戻る。


ドガティ君が待っているからね。

そしてドガティ君をクルマから降ろして、散歩へ。



法華寺へと向かう。


これ(↓)は先ほどもお見せした神宮寺の絵地図。


かつては多くの建物が存在したのだ。

学校まであった。


現存する法華寺。立派な赤い山門。


臨済宗よ。


北鎌倉に数多い巨大な名刹と同じ。

その南には神社がある。神社とお寺だらけ。その脇を抜けましょう。


ドガティ君が楽しそう。おかーさんもうれしそう(笑)。


五重塔まであったという。神様が先にあり、あとから仏教が入って来た。


こんな場所(↓)に五重塔があったらしい。


下の画像で右の赤いところが諏訪大社上社本宮。

左の黄色いところが諏訪大社上社前宮。

中央の青く囲ったところが今いる五重塔で、その周囲が神宮寺のエリアだ。


往時はさぞかし見事だったことでしょう。


しかし明治以降に神仏が分離された時に、神宮寺エリアの建物の多くがなくなったようだ。


ここからは八ヶ岳が見事に見える。


我々は本宮から歩いて来て、前宮方向に向かっている。


前宮までは行かないけどね。


すごい山道。


ドガティ君がよろこぶ落ち葉の道だ。

縦に割れまくる石。これ、鉄平石?


この石仏は誰が彫ったのか? さっぱりわからない。このあたりの石だよね。


調べてみたが、記述が見当たらなかった。

さらに進みましょう。


もう少しで展望が開けるところに着くよ。


ほら、着いた。


ここからは八ヶ岳がかなり見やすい。

下の画像でいうと、赤い丸(やや左寄りに「現在地」の表示あり)の場所に今我々はいる。


原村のシンボル、阿弥陀岳。


ここではエクシブ蓼科(エクシブはあちこちの観光地に展開する会員制ホテル)の看板も、畑と道の境界柵に利用される。


ここは集落跡らしい。


縄文時代以降長く人が住んだ場所。

そして今もそこに畑がある。


あ、展望台があるよ。


諏訪市と茅野市と下諏訪町(諏訪郡)と岡谷市を見下ろす。


この平地の多くが、かつては諏訪湖だった。

諏訪湖の面積は昔はもっと大きかったのだ。

拡大すると現在の諏訪湖がここからも見える。


妻が「ドガちゃん、見て、あそこが諏訪湖だよ♪」とうれしそうに話しかけているが、ドガティ君はそんなことに興味はない。


ドガティ君は、食べ物とボールとストーブだけが好きなのだ。

それでは畑の脇を抜けて帰りましょう。


どんどん下る。



誰も来ない道だね。

この道、面白いんだけどなあ。。。。


はい、法華寺に戻って来た。


この解説をご覧ください。


中国僧の蘭渓道隆様は日本に臨済宗の布教活動に来て、北条時頼に見いだされ北鎌倉の臨済宗建長寺の開山(初代管長)となるが、その後もあちこちで活動している。

こちらは本堂。


この脇に吉良義周の墓があるよ。


はい、散歩が終わりました。


最初の方でお見せした映画「鹿の国」が見たい。



諏訪の文化の理解がかなり進みそうな作品だね。

映画『鹿の国』特報 2025年正月ロードショー

この動画開始からわずか数秒のこの画面は原村で撮影されている。


Googleのストリートビューで言うと、ここだ(↓)。


上社の御柱になる樅ノ木も多くが原村の奥で切り出されて来た。

【つづく】
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八ヶ岳西麓原村(5) 上野千鶴子先生の「八ヶ岳南麓から」と「おひとりさまの老後」

2025-01-08 21:10:40 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
カプースチンの作品。

彼はピアノの名手でもあった。


8つの演奏会用エチュード。


ピアノ演奏家が弾きたがる作品のひとつ。

それをどうぞ♪

Kapustin plays Kapustin: Concert etudes = Никола́й Ги́ршевич Капу́стин: для фортепиано: opus 40

薪ストーブはありがたい。


長ぁ~い煙突で温まる。


1.煙突は可能な限り屋内で距離を長くとる
2.煙突は可能な限り垂直に近い状態にする
3.屋根の上に煙突を出したら、そこから先は短く納める

それが出来れば家の中をなるべく効率よく温めることでできて、煙突内にヤニが付着することを最小限にできる。

極寒な外気の中でも温まる屋内。


Aコープで購入した分厚い靴下。



この鹿の角は、昔スズキヤさん(長野県飯田市の肉店)で購入したものだ。


今の室温は23度。



理想的だね。

丸ぅ~く空気が温まる薪ストーブ。

電気やガスとはどこか空気が違う。

どこがどう違うかと問われれば説明に困るが。



「おひとりさまの老後」が大ヒットした上野千鶴子先生の著書のひとつ。


上野先生は八ヶ岳南麓の住人でもある。

南麓とは広大な八ヶ岳山麓のうち、山梨県側を指す。



上の画像の終わりから下の画像の最初にかけて、上野先生は以下のように書いている。

西麓には別荘地で有名な原村があり、古いだけあって管理がしっかりしていた。長野県は別荘地分譲の規制がきびしく300坪以下の分譲を禁止していたが、山梨県はほったらかし。50坪からの分譲もあったし、建ぺい率も高さ規制もなし。「どうぞこの土地にお好きなように建物を建ててください」と言われて、口あんぐり。なぜだか「週末は長野にいます」のほうが、「週末は山梨にいます」より、知的に聞こえるような気さえする(笑)。だが東麓には夕陽がなく、西麓には朝日がない。北に山を背負った南斜面がいちばん住みやすいのか、八ヶ岳南麓には古代遺跡がいくつもある。


上の文章の前半部分にある長野県は建築の規制が厳しく山梨県はユルユルであるというのは正しいが、山梨県側に建蔽率も高さ規制もないというのは間違いだ。いくら何でも・・・(笑)。

また近年は、長野県の新規大型別荘地開発における最小区画面積は300坪ではなく1,200平米(=約400坪)という規制がなされているところが多い。

大きな問題は先生の文章の後半にある。「東麓には夕陽がなく、西麓には朝日がない」という部分だ(笑)。

上野先生のお宅は南麓の標高1,000mにあるらしい。西麓の原村で標高1,000mというと、ちょうど下の画像のあたりだ。ここまで八ヶ岳連峰から離れると上野先生のお宅とほぼ似たような時間に朝日が昇るはずである。「東麓には夕陽がなく、西麓には朝日がない」というのは明らかな誤りである。



ところが我が山荘のある標高1,600mとなると、話は違ってくる。朝日を拝むのは相当遅い。山荘が八ヶ岳にあまりに近く、真東にある山々や木々が朝日を遮るのである。

しかも八ヶ岳に近過ぎるため、八ヶ岳連峰が広く見渡せないのである。山荘前の道路から、阿弥陀岳の頂上部分を見るのが精いっぱい(↓)。



八ヶ岳が好き過ぎてそれに近寄り過ぎると八ヶ岳が見渡せないという状況で、これは一般的に「八ヶ岳のパラドックス」と言われている(←うそ、そんなことは言わない)。

また上野先生ご指摘の古代遺跡については、山梨県側にもあるけれど、長野県側の方がはるかに多いだろう。縄文文化が花開きその文化を引きずって、一方でそこに神話が絡んで来るのが諏訪大社だ。特に上社ね。それは以前このブログでも書いたとおり。

ご関心ある方はこちらをどうぞ:

高名な社会学者が書いた文章が常に正しいとは限らないのである(笑)。

上野先生が書いた別荘地文化のまた別の話が、ガーデニング派 vs. 家庭菜園派である。



ガーデニングが好きな方は敷地内に菜園など作らない。逆もまた似たようなものだ。

別荘地でルールが厳しいところは、敷地内を畑にすることを禁じている。

上野先生の敷地は中谷耿一郎氏(著名なガーデナー)が手を入れたらしい。


お昼過ぎには屋内がまぁ~るく温まって、まったり。


ドガティ君はしっかり昼寝。夕方はボール遊びで忙しいからその準備かな?(笑)


そしてまた夕方が来て、ドガティ君はプライベート練習場に出かける。


「そのボールで遊ぶのですね」とドガティ君の期待が高まる。



ボールを追いかけるドガティ君。


そして今度は駆け下りてくるドガティ君。


「おとーさん、ボールを蹴ってください」


これを蹴ればいいの?


そしてまた上へ。


次は別の遊びになる。

カラマツ林の間で号令がかかるのを待つドガティ君。


離れたところで待つおかーさん。おかーさんの左側には少し離れてボールがある(↓)。


おかーさんが「おいで!」と呼ぶ。

するとドガティ君が走って来てボールを取る(↓の画像の左端)。


そんな簡単な遊びを繰り返す。

こちらが今年26年目を迎える山荘と前の道路。よく通ったよね。


ここは登山道でもある。このまま登れば阿弥陀岳まで行けるよ。


そこへご近所さんが散歩に来られて、ドガティ君の相手をしてくださった。


このご近所さんは、私のブログを読んでくださっているらしい。

先日の香草庵の店主さんご家族といい、この方といい、みなさんにいろいろと読んで頂いてありがたい。

おかーさんとドガティ君の遊びが続いた。


ここは別荘地の終点だ。


ドガティ君は「もうボール遊びは終わり?」と不満げ。


さすがに遊びすぎです。

また疲れてずっと寝ていることになるよ。

疲労しているのに、遊びたい気持ちが勝ってしまう、ガキなドガティ君。

私はビール。


ドガティ君のセーターは雪でぬれたので、ストーブで干す。


このビール、私の好みじゃない(笑)。


限定醸造の文字につられてしまった。


味がどうもいまひとつ・・・。

夕方になり外はどんどん冷えて来たが、屋内はホッカホカ。


ここからは温度調節が難しくなる。

放置すると屋内が温まり過ぎるからね。


原村のAコープで買ったおつけものやお惣菜を並べる。


あっさりと晩御飯だ。

ごはん、サラダ、大根のおつゆ、ザーサイ、高菜漬け、かつおの刺身、切り干し大根の煮たの、ひたし豆。


上野先生の続き。


上野先生の作品のうち最大のヒットは例の「おひとりさまの老後」である。


どんな暮らしをしていても、最後にはひとりになることが多い。


シングルアゲインな女性を、ずっとシングルだった上野先生は歓迎している。


シングルアゲインって言葉の使い方がいいね。

『「いっしょに暮らそう」という悪魔のささやき』と言って、子が親に同居を言い出した時の危険性を、先生は戒めている。



子も子の生活があり欲もあり、子は自分の生活を守り、より良くしたいと考えている。

だから二世帯住宅というのは曲者だ。親は家やお金を餌に子供を釣って、子供に自分の面倒を見させようとし、子供も自分で家を買うのはしんどいし、親に頼ればいろいろと楽が出来るから、親が差し出す二世帯住宅という餌に釣られる。

しかしそんな同居状態が当初はうまく行ったとしても、その期間は意外に短く終わることが多い。親世代も子世代も孫世代も歳をとり、どんどん生活のパターンがバラバラな方向に変化するからだ。


親世代がまず健康を損ない介護なしでは生きて行けなくなり、やがて家を出て施設や病院行きになる。子世代はますます多忙になり遠隔地や海外に転勤したりあるいは離婚したりして、そこには住めなくなることもある。孫世代はすぐに成人して元気に独立する。

二世帯住宅が完工当時計画されたとおりの二世帯住宅としてきちんと機能する期間は短く、それを過ぎると二世帯住宅は却って使いにくいだけ。そんな例を私もたくさん見て来た。

家族構成の現状に合わせて、中古住宅をどんどん買い替えて行くという文化は日本にはあまり定着していない。一軒の家が流通市場に出て長い間にいくつもの異なる家庭により所有されるということが滅多にないのだ。そもそも我が国の住宅の建替えサイクルは悪名高い短さだ。

そんなことを考えると、おひとりさまは気楽かもしれない。とにかく面倒がない。

我が家もそうだが、夫婦はどちらかが先に死ぬわけで、その時はおひとりさまが残る。さてどんな暮らしになるのでしょう。どんな暮らしをしている人も、みなそれぞれに問題があるのですねぇ。

【つづく】
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八ヶ岳西麓原村(4) 香草庵の帰りに自然文化園で散歩して、Aコープ原村店で買い物する

2025-01-07 19:43:40 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
ベートーベンの交響曲第4番と第7番。


つまり演奏されることが少ない交響曲2作品の組み合せね。

では第7番の第4楽章を聴いてみましょう。

Beethoven: Symphony No. 7 in A Major, Op. 92: IV. Allegro con brio

ベートーベンの交響曲の中では3番、5番、6番、9番ばかりがよく聴かれていて、それ以外は地味であり、記憶にあまり残らない(私の場合)ものが多いのだが、この第7番の第4楽章は記憶に強く残るものだね。

香草庵を出た。


すぐ近くにあるのが農場(八ヶ岳中央農業実践大学校)である。


ドガティ君は遊ぶ気満々。


「だってボクはそばを食べてないんだもん」

ボールをくわえて走る。


しかしこのあたり、鹿の糞が妙に多いな。



そこでまるやち湖へ移動。


凍っているぜ。

バリバリに。


小さな鳥が氷上を歩いた跡がある。


人間の子供が歩いた跡もある。


いつものヤドリギ通りを通る。


ヤドリギがずいぶん増えてないかい?


ここまで増えたら(↓)、ヤドリギが養分を吸うので、それに寄生された木々はしんどいんじゃないの。

たいてい寄生されるのは、ズミとかシラカバだけどね。


ちょっとヤドリギ多過ぎだよ。少しは遠慮しなさいよ。

黄色い実がなっている。


ぶちゅぶちゅと。

いつもおいしそうに見えるが、これを食べるという話は聞いたことがない。


妻はドガティ君を撮影中。


こちらは赤みを帯びた実だ。これもおいしそうだね。


ここから山の中に入りましょう。


だれ~もいない、年末の森。


森の中をぐるぐると歩く。


このあたりは歩きやすい森で、いつも来ている。

迷うこともないよ。


農業用水の流れが凍っているね。


冷たそうな眺め。

ドガティ君もびっくりだ。


あちこち見学中のドガティ君。


普段からよく見に来る場所である。

なぜこの日に限って水が白く固まっているのか、ドガティ君にはわからないだろうね。


やがてこの流れの様子が変わり、下の画像のようなところにたどり着く。

下の画像で、右下の上手から流れて来た水は多くが右上の下手へと向かうが、一部は土管の中に入り、左上へと流れて行く。


そしてその水がまるやち湖へと流れて行く。


ここ(↓)がまるやち湖への流入口だ。


まるやち湖は農業用ため池である。

これを向こうに歩いて行くと次に現れるのは・・・


まるやち湖の中の取水口である。ここから水を取って下流に流す。


ここから抜き取られた水は下へと流れ落ち、この先ですぐ下の流れに合流する。


はい、楽しい散歩は終わりましたよ。


原村の中を移動しましょう。

諏訪市街や諏訪湖まで見えるね。


Aコープでお買い物だ。いつものことだね。


この日はまだ12月29日。


「ベトナムぞうきん」と書いてあるよ。


これのどこがベトナムなんだろう?


あ、本当だ。

MADE IN VIETNAMと書いてあるわ(黄色い下線のところ)。


他にはヨーグルトを購入。


さらにこれは鯉。見ただけで買ってない。


こちらは鯉のあらい。


このENEOSではハイオクは1リットルあたり201円だって(左下に書いてある)。


高いねぇ。

これはAコープでもらったガソリンの割引クーポン。


しかし1月4日じゃなあ。

もう鎌倉に帰っているよ。

【つづく】
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