資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

伝説の広告

2011年04月22日 | ビジネス・経済

 社労士の坂本先生のメルマガに面白い記事が載っていた。人間は金銭だけでは動かないという例だ。ここに引用する。(写真はアムンゼンの南極探検)

 以下の内容は、探検家のアーネスト・シャクルトン卿が1914年にロンドンの
新聞に出した広告です。


求む男子。至難の旅。
わずかな報酬。極寒。暗黒の長い月日。
絶えざる危険。生還の保証無し。
成功の暁には名誉と賞賛を得る。


これは、南極探検隊員の募集に関する広告です。

最悪の労働条件です。

「わずかな報酬」、「極寒」、「暗黒の長い月日」、「絶えざる危険」、
「生還の保証なし」です。

すさまじい3K(きつい、汚い、危険)でありながら報酬はわずか。


普通で考えれば誰も応募しないと考えるかもしれません。


しかし、世界中から応募が殺到しました。なんと、女性や15歳の少年も含めて、
約5000名の参加志望の手紙が舞い込みました。


最終的には南極探検そのものは失敗しましたが、選ばれた隊員たちは誰一人
として死者を出さず帰還しました。

人は必ずしもお金や良い労働条件で動くとは限らず、人は、
本当に心を動かされたときに、思いがけない行動に出ることがわかります。


伝説の広告といわれていますので、社員の募集の際のヒントにされると
いいと思います。

コメント
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