資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格は2年前倒しで達成、今年は百名山完登が目標、徒然なるままに書いていきます。

1級土木実地試験合格率は39.5%

2015年01月16日 | 土木施工管理技士資格とその活用
1級管工事施工管理技士 実地試験対策 (国家・資格シリーズ 154)
クリエーター情報なし
弘文社

 1月13日に、1級土木施工管理技士実施試験の合格発表があった。この試験は、私が、昨年ある企業の受験講座で、研修講師をしたため、合格率には関心がある。結果、全国の平均合格率は39.5%。28千人が受験して11千人が合格している。この39.5%は、最近では一番高いんじゃないだろうか。

 この5年の合格率は、21年度が19.1%、22年度が18.5%、23年度が20.8%、24年度が34.6%、25年度が35.3%だから、やはり一番だ。

 実地試験は経験記述と専門技術の試験に分かれている。受験生の課題は、経験記述である。例年、施工管理や工程管理、安全管理、品質管理等の分野から、どれか一つのテーマが与えられ、そのテーマについて経験記述を書く。

 21年度のテーマが「施工段階での出来形管理」、22年度は「計画と自然条件の相違により実施した品質管理」、23年度は「安全管理」、24年度が「工程管理」、25年度が「品質管理」だ。21,22年度のテーマがややこしく、合格率が低いが、23年度以降、ノーマルなテーマになってから、合格率はアップしている。

 受験生は、出題の可能性のある分野の論文を準備しておけば、対応できる。私の受験準備講座では、3つの分野の論文をあらかじめ作って、それを受験者全員と個別面談して、添削した。今回の試験問題のテーマは、「安全管理」。受験生は比較的書きやすかったのでないだろうか。合格率39.5%はそのせいもあるだろう。

 さて、私の講師をやった会社の受験生の合格率はどうだろう。速報はメールで戴いたが、かなり良い結果のようである。詳細が出たら、また報告します。よかった!!