そうだったんだ! 中小企業経営 ~社長の経営戦略がまるごとわかる本~ | |
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日曜日は19期9回目のプロ講師養成講座、この日は3分間スピーチ、研修は人間の理解、演習は因果関係分析、そして研修商品のプレゼンはお二人。
ます3分間スピーチ。この日は私もしゃべる。テーマは「診断士の執筆」。自分の執筆経験と、この講座で作成する「研修商品」を書籍にしようと提案した。このスピーチは、先日テーマを考えて、1回パソコンに向かって書いてみる。練習は2回ほど、これで大丈夫、だいぶ慣れてきた。
研修の人間の理解は、①人間は関わり合い、②人間を理解する手がかり、③感情は2段階、④マズローの段階欲求説、⑤共感、⑥パーソナリティ。この中のマズローの段階欲求説は、証明されているわけはないそうだが、わかり易く、受け入れやすい理論だ。私のマネジメント研修でも何度も使っている。
午後の演習は、「因果関係分析」。多くのものから、真因を見つけ出す方法だ。まずテーマを決める。この日は「残業が80時間を超えている」るという事態の真因を見つけようと想定する。思い当たる事象をグループで20項目出す。これは多数決でもいい。そして各項目を総当たりで、どちらが原因か、結果か、その強さを3段階で表す。これを総当たりする。グループで行うため、一つ決めるにも時間がかかる。そして集計して、真因を決めていく。これも私の研修で、よく使う。参加者の納得感があるため、この手法を使っている。でもインターネットなどでは、あんまり出てこない。
(3角形が書かれている不思議な用紙を使う)
そして最後は、研修商品の発表。お一人はキャリアデザイン、もうお一人は、組織風土改革。どちらも現役の大企業の社員の方だ。定年後を見据えて、独立を目指しているんだろうか。プレゼンを聴いて評価、採点する。
さて、この講座もあと3回。私はあと2回ほど出席する予定だ。発表したい研修商品はまだ3つほどあるが、まあ、きりがないから来年はお休みするつもりだ。