kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

成長

2005-12-20 | Weblog
 今日の短距離の練習は「ウキョー(仮)」でした。「うきょう」ではなく「ウキョー↑」にしたいのですが、実際に言うのが恥ずかしいのが難点。やはりきちんとした名前をつけなければ。他の学校に「昨日の練習はウキョー↑で、筋肉痛なんだ」とは言えない・・・。でも言ったら受けるかも。笑いを取るかきちんとした対応をするか、これは大きな問題です(笑)

 短距離も投擲も今日は動きの意識を高めることに重点を置きました。いつも言っていることなのですがもう一度再確認。なぜその動きをするのかを明確にしていく必要があります。例えばベンチプレス。実際に胸の前に突き出す動きは走る動作にはありません。なぜやるのか?それは動きの切替を覚えるため(筋肥大をさせる部分もありますが)。タイミングを覚えて一気に動きの方向を変えることが大事。ほかの動きもそうです。全てのトレーニングには意味があってそれを「理解して実施するか」「漠然とやるか」で大きな違いが生まれます。いつも言うのですが「やったつもりになるトレーニング」はダメ。300mを20本走ればもちろん疲れます。その疲労感に満足していては強くはならない。その20本の中で何を意識していたのかが勝負を分けます。「走れと言われたから20本走った」よりは「自分の動きの課題を意識して2本走った」ほうが最終的な効果は違います。

 これは「ウキョー↑」にもつながる。色々な種目をやるだけではなく、それが何を意味するのかを理解しながらやっていくことで初めて効果が出てくる。

 みなみが言っていたが「自分たちで指摘しながら」という考え方は必要。今の2年生はだいぶその辺が分かってきた。今年の冬のテーマ「自分たちで強くなる」の意味がやっと分かってきたみたいです。kanekoは本人の代わりに意識をしてあげることはできない。自分の身体ですから自分で意識して動かさないと効果はない。最終的には意識しないで必要な動きができるのが目標。少しずつ前進しているのかな。1年生はこの辺を学ばないといけない。口癖のように言っている「意識を高める」が何を意味するのか考える必要がありますね。

 時間があるときにRyoji先生と話す。面白い。お互いの現状報告と動きの意識の確認をすることで良い刺激になります(とkanekoは思っています)。共通の意識があり、やっぱり大事だよねって話で盛り上がる。スイッチングとかやっぱり大事なんだよね。ずっと言っていることですが改めて言われると、そういえば脚が流れている選手の多いこと。うちは当たり前と思ってやっていることですがその辺を確認できたことは大きい。マニアックな話をできる人間が近くにいるとやっぱいいね。お互い頑張らねば。
コメント
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