自分の中で「再起動」をかけることに。一旦リセットしてからやり直す。この部分が必要になるのかもしれません。
県体の翌日、ひたすら寝ました。起きておくのがしんどいというのもあったので。久々に「休み」という感じです。色々と考えたりしたかったのですがそのような力は私には残されていませんでした。とにかく休む。一日中休んでおきたかったのですが娘を連れて移動しなければいけないことになったので。県体期間中に娘に会いました。他の指導者とともに。もう少し笑顔で対応してくれると良かったのですが。私の車のことをogw先生に言われて、「あーそうですよね」と普通に答えていました。否定しろよと思いながらも、違うという理由もなくでしょうか・・・。
話がどうでもいい内容に飛びましたが。
ヘロヘロの状況から脱出できないまま月曜日を迎える。練習に関しては7時間授業というのもありそれほどできないかなと。私は所要により早めに職場を離れなければいけませんでした。そのため面接練習は昼休みに。働いています。練習に関しては「やりたいこと」があったのでキャプテンに伝えておきました。これをどう捉えるか。
「基本的な部分の徹底」をやる。筋力的にも動きの部分に関しても。誰から見て「オーソドックス」と言われるのかわかりませんが、本当に「基礎」に戻ることにしました。これを繰り返していく中で何人か次の段階に進んできたら個別対応でいいかなと。まずは「ベース」になる部分を再構築しなければいけません。
サーキットをやってから「ランジ系」を。見ていて感じていたこと。「下半身の強化ができていない」という部分です。走る量が少なくて更には補強も少ない。そうなると必要な筋力が上がりません。「走る量が少なくなった」理由には「すべての練習ができない」というのもありましたが、「ある程度のスピードレベルに来ると質が上がる」という感覚がありました。出力が高くなればという前提付きなのですが。しかし、この数ヶ月は単純に「量が少ない」というだけになっていました。そのため「下半身」が育っていない。バランスよくやっているつもりでしたができていません。
これまでやってきた「上半身下半身」もしばらくは取りやめます。これも結局は「本人の意識次第」という部分があります。きちんとやらなければ効果がない。「流れ」のなかで補強をするだけになるので。特に下半身が不足しいたのかなと言う気はします。スケーターズジャンプ自体も「やりたいこと」と違う選手が何人もいました。t難読でやっているので「自分が違う」ということに気づかないのかもしれません。そうであれば「種目変更」は必要だと思います。やることは変えませんが「組み方」を変える。必要なことだと思います。
ランジ系。これも「固める」イメージは残しながら「大きく」という感覚に戻す。「固める」というのはもっと先の話なのではないかなと感じています。スプリントを考える上で重要だと思っています。しかし、今の選手に「固める」ことを最優先させると「股関節の伸展」が小さくなってしまう。結局、これが「膝の引き出し」とつながっているので重心移動が生まれにくくなる。大きく広がるようになって重心移動がしっかりできるようになってからの「エッセンス」だと思います。優先順位が異なっていたなと。必要ないとは思いませんが、優先順位が違う。
さらに「スイッチング」と「スキップ」を分けました。流れの中でやっていく必要はあると思います。しかし、今の段階では「別々に」やるほうが効果的なのではないかと思いました。「膝の引き出しで進む」という感覚は変えたくない。しかし、それを「つなげていく」と処理能力が追いつかないのかなと。この部分も踏まえて「あえて分ける」ようにしました。
そこからスティック。ここは毎日でもやりたいなと思っていますスティック走をしながら「ピッチアップ」や「切り替えの速さ」は身につけていきたい。マークでもいいと思いますし、スティックでもいい。とにかく「越えたら次」という感覚の中でやっていきたいなと思います。
私自身は練習を一切見ていません。この中で何かしらの変化が生まれるか。これも未知数です。どうすればよいかを考えながらやっていく。前の記事にも書きましたが「どうですか?」と聞く機会を減らしていきたい。自分自身で「わかる」ことを目指したいと思います。これも感じているのですが「治療」に関しても「整骨院」や「整体」に行けば良いと思っている感じがあります。「ケアをする」という考え方の中で「自分でやる」のではなく「他者にやってもらう」という感覚なのではないか。トップ選手になればある程度、「専門家」が近くについてやってくれます。トレーナーなども含めて。しかし、高校生が「ケアも人任せ」というのは違うかなと。まずは自分でしっかりとやる。それでも足りないなら「整骨院」や「整体」にも行く。
前も書いたかかもしれませんが「数ヶ月通っても痛みが取れない」という選手がいました。いやいや、それだけ言っても改善できないのであれば「整骨院」に行く意味はない。商売ですから「治るよ」といって何回も来客があれば「お金」になります。殆ど走っていない選手が「肉離れ寸前と言われたときには呆れてものが言えなくなりました。それでも・・・だったのですが。とにかく「まずは自分でやる」という感覚を身につけさせる。誰かに治してもらうのではない。
誰かに「速くしてもらう」のでもない。誰かに「筋力を上げてもらう」わけでもない。その部分の理解があるかどうかです。「今の走りどうでしたか」という問いかけでは先に進めないと思っています。結局、「自分でわからない」から。動きが崩れている部分も含めてしっかりと自己理解する必要があるのです。
再起動。選手もですが私自身が・・・という部分が大きくあります。また書きます。