kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

ショートスプリントと補強

2020-10-30 | 陸上競技

火曜日。この日も放課後は面接練習。我ながらかなりやっていると思います。そのため練習は選手に任せることに。この日は「上半身下半身」の補強をサーキット形式に変えていました。種目の組み方を変えたので戸惑うこともあるだろうなとは思っていました。

 

私が行ったときにはやはり手間取っていました。限られた時間の中で補強をします。次にやる種目を覚えていなければロスが生まれます。ひどい場合は「何をするの?」と言いながら殆どできない。1~6までの種目を作っています。1つが2種目ずつ。これを全員が覚えようとするからできない。グーループで回していくのだから1人が2つ覚えればいい。自分が担当する種目のときに「次はこれ」といって指示を出せばいい。これは練習云々ではなく「効率的に動く」ための基礎です。やっている間に間違いなく覚えます。補強をしっかりやることを考えればここは重要だと思います。

 

これまでやってきた「上半身下半身」を分けました。複雑にやるのではなくシンプルに同じ種目を2サイクル繰り返して次の種目へ移動する。ここで15秒とります。30秒運動、5秒休憩。様子を見ていると10秒休憩のほうがいいかなという感じもあります。ここはこれから見極めていくしかないかなと。やりたかった負荷の半分くらいだったでしょうか。次回以降の課題を残しておきます。

 

連続倒立からの「加速段階T走」。ここも色々と考える。とにかく「音を聞いて出る」というのもやりたいので複数人で同じタイミングで出るようにしたいなと。これまでよりも「マーク」をくレーンを増やして同時に展開できるようにしました。そこからスティックとマークを使った練習。少し順番を変えました。二次加速スティックを入れる前に前半マークを配置していたのですが、順序立てることを考えると二次加速スティックのほうが先がいいなと。これも判断です。ココ最近では細かい部分が抜けていました。反省。

 

BDMを2本ずつ実施してから40↑30→。前半マークと中間マークを置く位置が近くなっていた気がします。これは残念。本来の狙いではなくなる。スピードを上げてからの中間マークです。トータルで70mになるように設定しているのですが、前半マークと中間マークの距離が5m程度しかありませんでした。もう一歩考えていきたい。いつの間にかメニュー自体の意図が変わっている部分があります。これはもったいない。やりたいことをやる。

 

走る種目を終えてからシャフト補強。さらに台ジャンプ。これを終えて少し時間が残りました。別に終わっても良かったのですがせっかくなので「タイヤ押し」をすることに。普段は上半身下半身の補強に入れています。しかし、種目変更をしたのでこれが省かれている。だいたいこのパターンになるとしばらくやらなくなる。その前段階で「練習に入れておく」必要があります。走るわけではありませんが負荷はかかります。そういう部分を含めて「しっかりとやる」のです。

 

これまで「きれいな練習」になっていました。根性論でやろうという気はありません。しかし、最近の流れとして「頭でやる練習」に偏っていた部分があります。見た目はいいですが「最後のひと押し」をするためには何かが足りない。ここは重要だと思います。技術的なことを一切教わらなくても「速いものは速い」という現実。それをどこかで越えていきたいと思うことで「段階を飛ばした練習」になっていたと思います。

 

今必要なのは「練習の理解」と同時に「がむしゃらさ」かもしれないなと思っています。もちろん、負荷がかかればキツい。しかし、そこを避けていて「かんたんに速くなれる」ということはありまsねん。そうであればある程度の負荷をかけながら乗り越えていく必要があります。この日は20mで実施。もう少し伸ばしてもいいかなと考えてはいます。出力を上げながらどうい動くか。気持ちに負けないようにどのようにやるか。

 

自分がやるべきこと。ここに尽きると思います。ここもまた書きたいと思ってはいます。とりあえずここまで。

コメント
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