kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

やりたい動きに関して

2025-01-20 | 陸上競技

これも自分が勝手に思っていることです。別に正しいかどうかは別。

 

1月になって「動きのこと」を考えるようになっています。色々な人と話をする。中四国合宿では雑談がメインでしたが。それでも「走ること」について考える時間は増えたと思います。今やっていることに対して「足りないこと」は何かというのがあります。12月に実施した「短距離合宿」でも「これはやっておいたほうがいいな」と思うことがたくさんありました。さらにまとめていくと「接地の強さ」の部分が明らかに足りない。ここをどう強化するか。どうやって身に付けていくか。

 

年が明けて「足首」のことと「軸足」のことを考えています。これまでも考えてきましたが。より練習の中に取り入れることができないかという部分。これまで足運びに関してはしつこくやってきました。同じような動きをひたすら繰り返す。これにより「地面に力を加える方向」が正しくできるようになってきているなと感じています。もちろん、それを支えるための「筋力」が必要なのは言うまでもありませんが。足を上げる動作一つをとっても筋力が必要です。そこを徹底するというのは変わりません。しかし、それだけではないなと。

 

「接地」の角度がいい感じになったとしても接地した瞬間に「足首」で緩衝してしまう。力が逃げる。それにより結果的に反発がもらえない。力が返ってこなくなるからです。そうなるとやはり「足首」の強化に関しては必須だなと思います。これまではここの部分は少なかった気がします。スパイクが圧倒的に良くなっている。そのスパイクを最大限に生かすためには「足首の強さ」は重要。ここで負けてしまったら上手く力が返ってこない。さらにはそのタイミングでの「軸足」の膝。これもずっと強化してきたつもりでした。ハードル股関節などをやりながらも「軸足を伸ばす」姿勢を保つ。中殿筋が緩まないよう意識させる。徹底してきたつもりです。しかしながらこれだけでは「接地の衝撃に耐えられない」というのも事実です。台ドロップなどを行いながら「潰れないようにする」というのは続けてやってきました。それでも「耐えられない」場面が多くあります。

 

そのことを考えていたら合宿中にやった補強が「狙い通りの動き」になるというのがありました。その動きをドリルの中に入れ込みました。接地で耐える感覚を強化するためです。「感覚」というか「筋力」というか。こういう動きをすれば「やりたいこと」ができるなと感じています。これもひたすら繰り返す。上半身も使うのでダメージもあるようです。だから「トレーニングとして」位置付けられる。道具を使うことで「必要な基礎体力の向上」にも繋がっていきます。大事なことかなと。

 

そうやって「潰れないために何をするか」をしながら「スティックドリル」もやる。これまでやってきたものを応用的に。とはいっても足長の調整だけなのですが。少しずつ幅を変えたスティックを3種類準備。1つ目は狭いもの。直線的な足運びをすることがメイン。重心移動がほとんどない中で足運びをする。そこから折り返してきて「半足長」伸ばしたスティックを使う。最初よりも少しだけ距離が遠くなっているので「重心移動」が生まれます。そうなると「接地」が崩れやすくなる。少しずつ変えていくことで感覚の変化がつかみやすいのではないかなと。3段階を一気にやってしまう形にしました。膝の引き出しの感じもつかみながら。

 

これを2週間近く繰り返してきました。この週になってある程度の変化がみられるようになりました。思っていた以上に進むようになっています。もちろん、継続的に練習ができているという前提ですが。この部分は大切にしていきたいと思っています。練習の増減も含めてですが、週に2回から3回くらいは丁寧にこの動きができる日を作っていきたいと思っています。この形が上手くいけばやりたい動きを身に付けることができるのではないかなと思っています。このことに関しては詰めて話をすることが無くなっているのでそこが課題ですが。誰かこの話を真剣に聞いてくれる人がいればいいなと思います。そこまで考えなくてもいいじゃないかという感じになるので難しいのです。

 

もう少し色々と考えながらやってみます。これは「自分の時間」だと思っています。小学生相手でも中学生相手でも「何とかしたい」という気持ちがあるのであれば対応していきたいというのが根本的なスタンスです。それ以上でも以下でもない。しかし、求められないことに対してはきっぱりと手を引く。ここも重要だと思っています。

 

楽しい部分はあります。それなりに。

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時に走る

2025-01-20 | 陸上競技

それなりに。

 

色々と思うこともあり、少しくらいは「自分のために」何かしたいなという気持ちが強くなっています。これまでの生き方を振り返ってみて常に自分自身を犠牲にしてやっている感じがある。それって本当に「正しい」ことなのか。陸上競技や教育に関わることで「やるのが当然」という感じになってしまっています。「kanekoがやるのが当たり前」という部分に対して流石に疑問を持つようになっています。別に感謝されるわけでもない。あまりにも「理不尽」だと思うことが多すぎてもういいなという感じが強くあります。

 

水曜日の練習で走練習をしました。今やりたいと思っている動きの部分を最初に実施。これは補強的な要素も入ってきます。ここを徹底的にやる。「走練習」をメインにしようと思えばやはり他の時間を削る必要があります。これまでは「走練習」の時はドリルなどの部分はほとんどやらずにそのまま走練習に入るという感じでした。しかし、走練習の量に関しては以前のように求めなくなっているのでできる限り質を高めて走っておきたいなというのがあります。正しい動きをしながら走練習ができるのが理想。これも試行錯誤なのかなと。

 

40分程度動きの確認に時間を割いてから走練習へ。短い距離のT走と120mのT走を実施。風のこともあったのでできる限り追い風で走れるようにしました。私がタイヤをスタート地点まで運ぶという感じで。これも本当はこんなことしないほうがいいなと感じています。何でもかんでも「やってもらう」というのはよくない。与えられた環境の中でどうすれば一番の練習ができるのかをある程度判断させることも必要だと思っています。今更ながら「必要最低限のこと」をやるようにしようと思っています。ほとんど休まずに走りました。

 

最後に往復走。距離的には50m程度です。40秒に1本走る。これだけでそれなりの負荷になります。もっと走ったほうがいいのかもしれません。以前のように量を追わなくなっているのでどこに正解があるのか分かりません。1本の質をできるだけ高めて走る。スピードレベルを落として何本も走るというのでは狙いたい動きができないからです。これも正しいのかどうか。テンポ走的な練習をもっとやるようにしたほうがいいという意見もあると思います。目の前の人たちを見ながらどう判断するかだと思っています。

 

基本的には「動き」と「筋力」だと思っています。これをどれだけ時間をかけて習得させるか。面白くはないと思います。トレーニングに関してはきつい。エンジョイ高校ライフとは真逆かもしれません。それは仕方ないことなのかという気もしています。何かをやろうと思えば何かを犠牲にする。全てを手にすることはできないからです。そう考えると本当に私自身は多くのことを犠牲にしてきたなと思います。正しくないなと。自分自身が生きている時間を常に人のために使うということ。それは一見「美徳」のような気もしますが、結局「自己満足」でしかない。何も残らない。

 

だからこそ考えていきたいなと思っています。自分自身がどのように行動するか。活動するか。批判をする人もいるでしょう。そうであれば「あんたがやればいい」というだけ。自分自身の人生を犠牲にして何かを成し遂げる。他者のために尽くす。そして気が付けば何も残っていない。それって幸せなのかなと。空っぽになるだけ。

 

時代は大きく変わってきています。以前の考え方が通用しなくなっている。世の中がこれまでとは全く違う流れになっている中で、「教育のために人生をささげる」というのはもう合っていない。私が何かをすることで「世の中が変わるかもしれない」と思っていましたが、結局何も変わりません。自分自身の負担が増えて嫌な思いをすることが増えるだけ。ここに関してこれからどうするか。真剣に考えています。自分自身を優先する時間があってもいい。強くそう思います

 

まとまりませんが。記録しておきます。

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