bowyow cine-archives vol.758
かつてメキシコの独立闘争に参加した男たちが喰いつめて金持ちアメリカ人のお先棒を担ぐが、どういう風邪の吹きまわしか初心を忘れずにいた旧友の陣営に戻ってゆくという温故知新な西部劇。
リーマービン、バート・ランカスター、ロバート・ライアン、ジャック・バランス、金持ち米人に雇われたプロ集団の顔ぶれが凄い。おまけにクラウディア・カルディナーレまで出ている。
金のために昔の仲間を皆殺しにしていたバート・ランカスターが、あわやのところで昔取った杵柄の手触りを思い出すところが、60年代の映画なり。されど永続革命の道は厳しく険しかるらむ。
それにしてもリーマービンっていい役者だなあ。

国立劇場のバスが出てゆくたびに深々とお辞儀している女の子 蝶人