あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

いわむらかずお作「りんごがひとつ」を読んで

2021-07-25 10:59:48 | Weblog

照る日曇る日第1608回


丘の上にやってきたさっちゃんが、おやつのりんごをおっことしたところから絵本がスタートします。
りんごをおっかけるさっちゃんをうさぎさんとりすさんが手伝って、りんごと一緒にくるりん、ころりん。
そこに座っていたくまさんの背中にみんなそろってドスン、ドスン、どすん。
丘の上に戻った全員が仲良くりんごを食べた後、のこった種をまいてお別れするのです。
すぐれた絵本には一点突破全面展開の動態力学が内在しているようです。


  青空に真っ赤なカンナが咲いている 都はるみはどうしているか 蝶人
コメント
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